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カテゴリ:さ行の作家さん
2012年7月3日(火)
書評:『朝60分で部下が変わる!』 島津良智著 【送料無料】朝60分で部下が変わる! あさ出版様より献本御礼! ども、じつはこの本読みたいなぁと思っていたので献本頂き とても嬉しいです(笑) 著者は上司学のエキスパートで著者多数との事。私のようにチーム で仕事をやっており、上司というか役割的に監督者の立場で仕事 をしなければならない者には貴重な情報が詰まっていました。 目次: 第1章 60分の朝会を始めよう 第2章 コミュニケーションの質を変える朝60分 第3章 部下とのコミュニケーション術 第4章 上司の仕事とは何かを考えよう 終章 部下に捧ぐコミュニケーションという名の報酬 感想: 「朝会?け、上司と朝から1時間も一緒に朝食かよ。冗談じゃねーよ。」 なんて思う人もいるかもしれません。その考え、ちょっと待って下さい。 本書を読んでからでも遅くはないです。 上司と部下のコミュニケーションギャップ。即ち、上司は部下を 使えないと思って、部下は上司をわかっていないと嘆く。 これはいつの時代もどこの時代でも起こってきたことでしょう。 かくいう私自身、20代は上司について上記のように思い、40歳を越えた 今、部下、後輩については・・・自粛します(笑) 本書は独立して部下との関係に苦労した著者が、朝、出勤前の1時間。 一緒に朝食をとりながら部下と話し合いの場を持つことにより、 部下とのコミュニケーションの改善や組織力のUPに繋がった実例を 分かりやすく述べてくれています。 前半部分では、「朝会ってこんなに素晴らしい」っていう点をこれで もかというくらいに述べ、実際の朝会活用のメリットや運営方法。 後半部分では部下との関係においての具体的な方法論が書かれています。 仕事柄、朝会を行うというのは不可能な職場なのですが、後半部分は 本当に参考になりました。特に未熟な私は怒りにまかせて部下を叱り つけてしまうことが多々ありますので、「部下に怒りを伝える4つの ポイント」は非常に参考になり、実際に使ってみたいと思います。 文章の作成上、「部下」という言葉を使いましたが、部下のいる上司 のみではなく、例えば店舗で自分以外はアルバイト、オフィスで自分 以外は派遣社員や下請け会社の人といった、立場の異なる人が混ざり あって働く環境では、本書で語られているような内容がとても役立つ と思います。 何故ならそういった環境ではコミュニケーションの円滑さがそのまま チームとしてのパフォーマンスに繋がるからです。これはそうした 環境に身をおいた経験のある方なら容易に理解してもらえるでしょう。 コミュニケーションが、、、と思っている方にはオススメの一冊です。 是非、読んでみてください! 著者紹介: 嶋津良智(しまづ よしのり) リーダーズアカデミー学長・日本リーダーズ学会会長・日本アンガーマネ ジメント協会理事・早稲田大学講師。大学卒業後、IT系ベンチャー企業に 入社。同期100名のなかでトップセールスマンとして活躍。その功績が認め られ24歳の若さで最年少営業部長に抜擢。就任3カ月で担当部門の成績が全 国ナンバー1になる。その後28歳で独立・起業し代表取締役に就任。翌年、 縁あって知り合った2人の経営者と情報通信機器販売の新会社を設立 まとめると: まとめると: <あさ会って素晴らしい!(あさ出版さんの「あさ」とかけています(笑)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.03 18:23:14
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