自分探しの旅　

ひなまつり

幼稚園の娘がおひなさまを作って来ました。子供の作るものってどうしてこんなにこころを癒すのでしょうね。きっと大人には見えないけど、こころがピカピカなのでしょうね。

お台場の夕日

どうしたら良いんでしょう

妻が体調が悪いので、長女に”お酒つくって（焼酎のレモン割）”といったところみんなが私か”作る”と言い出し喧嘩が勃発。嬉しいやら悲しいやら・・・どうしたら良いのでしょう。ほんとは幸せなことなのでしょうね。

”はっ”とした言葉

「天運を拓く」という本を読んでいて、”はっ”とした文章があるので紹介します。我々に毎日起きている事は、どんな些細なことでも意味があります。それは自分の過去の心と行いの結果であり、答えでもあるのです。また、これからの人生を歩むための問いかけでもあります。その問いかけを素直に受け止め、自分の考え方、生き方、人間関係を考え直し、反省すべき点は反省し、改善すべき点は改善し、強い意志を持って方向を変えて行けば、必ずいい結果が出ます。どんな出来事も、原因があって初めて結果があるのです。すべてに意味があるのです。何かトラブルがあった場合、きっと天が「あなたはまだまだ与える愛が足りないですよ」と教えてくれていると思って下さい。わたしは、最後の言葉にはっとして、自分の家族への接し方を反省しました。

ほんとうのことをいってもいいの？

ほんとうのことをいってもいいの?おかあさんに「本当の事を言いなさい」としかられていらい、友達やいろんな人に本当の事を言って、だんだんと嫌われて行くけど、本当の事を言ってなぜわるいの・・・といじをはっていた主人公でしたが、ある日ある人の言葉に”はっ”として考え方が変わって行く。色づかいもとてもきれいで、子供も大人にもとてもいい絵本だと思います。

カリカチュア似顔絵を書いてもらいました。

カリカチュアジャパン浅草店オープン記念無料でカリカチュア似顔絵を書いてもらいました。カリカチュアアーティスト　史織さん　ありがとう。★髪のためには頭皮が重要！リピーターも続出！多くのメディアに取り上げられた、今話題沸騰の芸人愛用シャンプー！売れてます！★

雨の日は

雨の日はのんびりとおさんぽです。みずたまりを飛び越えて

おやすみ

「もう、ねんねしなさい」「ねると、はながつまるから・・・パパがいい」そう言って、娘がそっと寄りかかって、まぶたを閉じた。私は、ずっと探している何かを求めて・・・またページめくり、活字に眼をやった。何ページめくっただろうか・・・ちいさな吐息が聞こえてきた。そっと、眼をやり・・・おやすみ・・・とつぶやきまた、活字に眼をやり、こころを向けた。

不思議な世界

局地的な豪雨の正体です。あそこには、誰も知らない世界がありそうで・・・しばらく眺めていました。

雨上がり

水たまりを見つけたので、年甲斐もなく思わず飛び込んでしもうた。この水たまりも、このわしにとっては海のように広くそして、深かった。”あっ”沈んでいく！たすけてくれ～

旅立ち

わたしは何百年という歳月の間この場所にこうして立っていました。しかしわたしは決心したのです。旅に出ようと。

漁り火の思い出

イカつり漁船の漁り火です。今年の夏撮った写真ですが、何十年も変わらない風景です。あの頃の切ない思い出が蘇ってきましたので、一曲。”いさりび～のをひか～りにゆれ～あいし～あお～お～”高校生の時に作った曲のサビの一部です。

ごめんね

ごめんね・・・なかせちゃってちょっと・・・意地悪してみたくなってしまったんだ。せつなくって・・・つい・・・。

夫婦とは

先日ラジオで素敵な話を聞きました。ラジオドラマの1シーン妻曰く、仕事ばかりで家庭を顧みない夫に対して「最近、全然話もしてくれないけど、どういう事」夫「何の話があるんだ」妻「話は、そこに”ある”のではなくて”する”ものです」夫婦とは・・・語らい続ける事である　　　　　　　　　　　　　　”ニーチェ”賢人は素晴らしい言葉を残していますね。今日は子供を早く寝かせ、キャンドルを灯して、妻と素敵な時間を過ごしたいと思います。

おねしょ

昨日は四女と三段ベットの一番下で一緒に寝ました。夜中の三時頃夢心地の中、布団が冷たいことに”はっ”として起きました。なんと・・・四女のおしりがびしょびしょなのです。眠い目をこすりながらシーッを取り替え、眠気眼の娘の下着を取り替え、どうにかこうにか落ち着いて寝ようとしたところ、こんどは、二段目に寝ていた次女が「おしっこ」と言って起きてきました。あ～もう四時だ・・・ぐっすり眠れる日は来るのだろうか。寝不足の今日この頃です。

おめでとう

今日は三女の誕生日です。11月はケーキがいっぱい食べられてうれしい月です。たらふくケーキを食べた後歯磨きしてみんなベットへと向かったのですが、三女だけやけに愛想が悪いので聞いてみても何も言いません。しばらくして膝を抱えて不機嫌な三女に訳を聞くと、やっと訳を教えてくれました。三女曰く「どうして・・・（次女）とばっかり寝るの・・・」という訳で今日は三女と寝ることになりました。しかし、三女は真夜中になると”かいかいおばけ”に変身するのです。背中かい～背中かい～とアトピーの背中がかゆくて目が覚めてしまうのです。このこのアトピーが直るのが早いかパパが倒れるのが早いか・・・それが問題です。それでは、娘が起きる前に少しでも睡眠をとることにしましょう。おやすみなさい。

誕生日おめでとう

次女のたんじょうびです。おめでとう！ろうそくの火を消して、誕生日プレゼントを渡すと長女もほしいと言って泣いてしまいました。誕生日の意味がまだまだわかってないようです。みんなでワイワイ楽しんだ後、おやすみの時間がやってきました。甘えん坊さんの次女は「パパが一緒に寝てくれるとぐっすり眠れるんだ」と甘えてきたので、添い寝してあげることにしました。早く卒業してほしいと思うこともあるけど、甘えてこなくなくなったら寂しいんだろうな。おやすみ。

ママは今日も内職中

今日もせっせと内職です。とうちゃんの為ならえんやっこらっしょ。こどもたちの為ならえんやっこらっしょっと。そのころ、長女と幼稚園組は布団の中でおしゃべり中。そして・・・睡眠。しかし、強敵四女とパパは格闘中。うとうとして来たところで、そっとお布団へ。やっと、パパとしての一日の仕事が終わりました。しかし、これからがわたし自信の本当の仕事の始まりなのです。立ち読みえほんのホームページみなさんあそびにきてね～！

マックがうちにやって来た！

四代目マックがうちにやって来ました。一年間、悩み苦しみ思いつづけて、そしてこのマックとめぐり合いました。思えば、妻と２１年前に巡り逢い。長女と７年前に巡り逢いました。そして、次女と５年前に巡り逢い。三女とは４年前に巡り逢いました。それから、四女と２年前に巡り会って、そしてそして、今日この日がやって来たのです。いつも思うのです。ひとは出会いによって、成長するのだと。

さくらんぼ～

パパ　さくらんぼだよ～

朝から晩まで公園遊び

この前の土曜日は朝６時から夕方７時まで公園へ行ったり来たりの一日でした。朝早く目覚めると次女も起きていたので、自転車で１０分ほどのおおきな公園へ行き、サイクリングコースを三十分ほど走り回った後、サンドイッチとコーヒーを買って二人で朝食。しばらくブランコで遊んで帰宅。午後、みんなお昼ねを始めたので三女と自転車で公園へ。夕方になったので帰宅すると、”ずるい！ずるい！の合唱で、またまた長女、次女、四女をつれて公園へ。楽しかった～。でもつかれた～一日でした。これがパパで、これがママで・・・“パパ～もっと押して～”　パパ～

親子遠足

金曜日雨で順延になった親子遠足に月曜日行って来ました。 　　　　　　　　みんなで一時間くらいゲームをしたりして遊んだ後、お弁当をたべました。子供たちをみていると、その純粋さとあふれる笑顔に、日々の悩みの小ささを感じさせられます。わがままだったり、やさしかったり。言う事ぜんぜん聞いてくれなかったり。いまはそれでいいんだよね。自分に素直でいいんだよね。

初めてのお弁当

幼稚園組の為にお弁当を作りました。厚焼き卵にコロッケ、そしてごはんにふりかけ。まあ～こんなもんでしょう。長女を学校へ送り出し、あっという間に時間と言うものはたつもので、幼稚園組もばたばたと支度を終え時間ギリギリ家を出る事が出来ました。毎日の妻の慌ただしさも理解できました。やっと、四女と二人きりの時間がやってきました。時間がゆったりと流れる時間帯です。それから・・・・お向かえにいった時、次女が飛びついてきて”パパのおべんとう、おいしかったよ”って言ってくれました。　あ～しあわせ！しかし・・残念ながら三女いわく”たまごがおいしくなかった”そうです。ざんねん！でも、ぜんぶ残さず食べてくれたそうです。　　　　ありがとう！そんなこんなの半日でした。

韓国旅行

妻が今日韓国に旅立ちました。その頃ちょうど幼稚園のお迎えの時間でした。幼稚園のお迎えの時は大粒雨だったのに家に着いて、少し立つと雨の中、光が”さーっ”てさしてきました。”狐のよめいり”です。昔のひとは面白い表現をしたもんです。夕方適当に”おふろだよ～”って言ってシャンプーをして食事をして、おやつをた食べて、テレビを見ていたとき、次女が”ばんごはんは？”って聞いてきました。今日はとくべつな日だと言う事に気づいたのは、まだまだ先の事だったのです。結婚して15年、いまだに妻の事を考えると、切なくなります。あの当時は”結婚なんて”ほぼ無意味に近かったのですが、”今”こんな気持ちでいられるなんて、想像もしていませんでした。人を好きになるのも、嫌いになるのも、かんたんな事なんだな～って思います。ただ・・・”好き”と思うか”どうでもいいと思うか・・・子供に対しても同じで、子供の問題にとらわれるか、子供の意志を尊重するのか、それが大切なんでしょうね。お菓子を食べながら”あらしのよるに”をみて・・・いつのまにかみんな寝ていました。そして、最後の最後までわがままをとうしていた三女が眠りにつきました。自分の時間がやってくるのを楽しみにしていましたが、みんなが寝てしまうと何もやる気が起こらない・・・どうしてだろう。み～んなおやすみ。明日起きられるかな～。お弁当も作らなくてはいけないし。いざとなると、だれかに頼ってしまう・・・今日このごろです。

さくら散る

未確認飛行物体発見

おやすみ

今日もまた、どたばたの一日が終わりかけています。長女、次女、三女、がおふとんへ行き、そして妻もふとんへ入った後、四女をテレビを見ながら寝かしつけていましたが、気が付くといびきをかいていました。一日で一番癒されるひと時です。こどもはいらないと決めていたあの頃・・・だからこそ、こども達がとても、愛しく思える。また、生きる勇気がわいてきました。おやすみ・・・ありがとう。すべては、この絵本から始まった・・・

アトピー夜中の奮闘記

三女のアトピーが最近またひどくなって、夜中の十二時を過ぎた頃、かゆさのあまりのたうちまわっています。からだ全体がかゆそうで、ただただ出来る事は、この子が寝るまで体をさすってあげる事だけです。次女のアトピーの時から”ステロイド”は使わないと決めていたので、”手当”を心がけていきたいと思っています。それから、飲み水には気をつけたく温泉水を使っています。せっけんも色々試した結果、雪塩石鹸をつかっています。アトピーで試行錯誤してはや四年、同じ思いの親御さん、いちどお試しを。な～にを撮ってるのかな～こころが”ほっ”とするえほんです

祝トレーニングパンツ

四女のトレパンが始まりました。おむつ姿のモコモコ感がとても赤ちゃんらしくてかわいいのですが、パンツにかわった時のすっきりした感じもとても楽しみです。もうこのおむつ姿を見るのも後少しです。考えるだけで、とても切なくなる今日この頃です。

人生とは

今回の登山を振り返って、あらためて感じた事は、人生とは頂点が目的地では無い、と言うことでしたぞう・・・。

登山

先日の28日登山へ行って来ました。正面に富士山を望める、長者ヶ岳へいざ出発。数年ぶりの登山で出発そうそう、もうへろへろです。思た以上に難所続きです。かなり登ってきました。天気がよければ真向かいに富士山が見えたのに残念！そしてひと休み。”まめざくら”とも言うそうです。”かたくり”はじめて見ました。下りは、ばてばてで足が動かなくなり、最悪。夕方富士山が奇麗に見えたのですが、写真がとんでしまった。残念！今回の登山は、まるで人生の縮図のようでした。頂点に達した清々しさから、一転後半の痛みと苦しみ。そうならない為にも、”今”何が出来るか考えていきたいと思いました。

思った通りになる。

絵本楠本加美野さんという方のHPで”なるほどなって”思う事が書いてあったので、紹介します。思った通りになる。　もう素晴らしい力があるんだけど、私はダメなんだと思ったら、ダメな人間になっちゃう。　思った通りになるなんて、“思った通りにならないから苦労してるんだ。”っていう人いるね。　“思った通りにならない、思った通りにならない”って。　ところがね、その人も思った通りになってるんですよ。　その人がいつも　“思った通りにならない、思った通りにならない”　と思ってるから、　そう思った通り、思った通りにならない訳だから、　≪思った通りにならないことが、思った通りになってる≫　って事になっちゃうんです。　みんな思った通りになってるんです。まさしく今の自分に当てはまってるなって思いました。頭の中では、たくさんの発想があるのですが、”一歩踏み出す力が湧いてこない”と自分に暗示をかけているようで、それが悩みとなり、自分で自分を苦しませていたようです。”わかっちゃいるけどやめられない～”状態です。 立ち読みえほんの紹介です

たこあげ

今日は子供たちがお手製のたこを作って遊んでいました．毎日朝から晩までけんかをしながら、そして、仲良く遊んでいます．いじわるになったり、やさしくなったり、それはもう大人の想像以上に心の中で科学変化が起きているのでしょうね．楽しかった一コマを、長女が絵にしました。タイトル　たこるんるん

ハッピバースデイ

このブログを始めるきっかけになった二年前の今日、そして四女が二歳になりました。夜は一番遅くまで起きているのに、朝は一番先に起きてきます。まだまだ大変な日々がつづくと思いますが、喜びももっと増えて行くようで、楽しみです。毎日毎日、お家でお遊戯会のようで大騒ぎです。誕生日おめでとう。そして、おやすみ。

挑戦！

40も半ばを過ぎた今年は、何でも挑戦の年にしたいと思っています．その中のひとつにエッチングが思いつきました．中学校の時一度やった事があったのを思い出して、本を片手に数十年ぶりに、挑戦しました．そして、一週間をかけた作品がこれです。思いのほかうまく出来たので、今次の作品に取りかかっています．はまってしまいそうです．

建築模型制作

ようやく2階の組み立てまで出来ました。

建築模型制作

やっと、先が見えてきました。1階が組み上がりました。

建築模型制作

そして、丁寧に組建てていきます。木工ボンドでしっかり固定します。

建築模型制作

そして、2階のパーツに壁紙を貼ります．

建築模型制作

それから切り抜いた1階パーツにカベ紙を張って行きます．

建築模型制作

今度は2回の設計図を見ながら、パーツを切り抜きました．

建築模型制作

一階の図面を見ながら、パーツの切り抜きをしました。

建築模型制作

まず用意するもの、スチレンボード1mm,2mm,3mm厚の物紙、カベ紙用、外壁用、カッター、定規、のり、

建築模型の制作

理想の一戸建てを夢見てまず建築模型を制作してから、夢を大きくして行きたいと思い取りかからました．まず、設計図を用意して・・・

今日のひとこと

うまくいかないから、望みを失うのではなく、望みを無くすから崩れて行くのです．

千の風になって

私のお墓の前で　泣かないでくださいそこに私はいません　眠ってなんかいません千の風に千の風になってあの大きな空を吹きわたっています秋には光になって　畑にふりそそぐ冬はダイヤのように　きらめく雪になる朝は鳥になって　あなたを目覚めさせる夜は星になって　あなたを見守る私のお墓の前で　泣かないでくださいそこに私はいません　死んでなんかいません千の風に千の風になってあの大きな空を吹きわたっています千の風に千の風になってあの大きな空を吹きわたっていますあの大きな空を吹きわたっていますいろんな方がこの”千の風になって”を歌っていますが”秋川雅史”さんの声、雰囲気ともに気持ちよく涙腺がつい緩んでしまいます。

次女作動物たち

次女作どうぶつたちあまえんぼさんの次女はいまだに親指ちゅぱちゅぱしています。なかなか治らないものですね。

親バカ

長女の書いたかわいい妖精を妻が刺繍しました。名前はピコです。リビングに暖炉がほしいな～　　　　　　　　　　

うさちゃん

長女が描いた絵があまりにもかわいいので動かしてみました。

あの日あのとき

ごんげん松～10そんで、ごんげん松の前で、帰ってこんかった友だちの事や、子供の頃の辛かった事や、あの頃のかあさんの思いが溢れてきて、とめどもなく涙があふれてきたんじゃ。なんじゃかのう、心の中のゴミがぜんぶあふれ出て来て、生まれ変わったみたいじゃった。そしたら、かあさんはわし以上に辛かったんじゃなかろうかちゅう思いが湧いてきたんじゃ。そんで、かあさんのとこへとんでいったんじゃ。今までこの足の事で、ずっとずっと責めていたっちゅうことをあやまりにな。そんで、かあさんに言ったんじゃ。“かあさん、わしはずっと一人ぼっちで生きとるって思うとったけど、かあさんがいつもいつも見守ってくれとった事に、やっと気づいたんじゃ”そしたらかあさんもずっとずっと辛かったんじゃな「そうかそうか、よう言うてくれた。よしゃ　よしゃ」ちゅうて、わしをだきしめてくれたんじゃ。かあさんもわしも、ぼろぼろ、ぼろぼろないた、きがすむまでな。ええか、ハゲであろうが、足が曲がっておろうが、やくたたずと言われようが、他人がかってにいいよるだけじゃ。人間と言う者は時として、いいかげんなもんなんじゃ。　見た目だけでその人の事をわかったふうにいいよる事が有る。そんなもん、どうでもええことじゃ。ええかしょう吉、自分を大切にするっちゅ事は、自分に素直になるっちゅうことじゃ」そう言うとおじいさんは、しょう吉のハゲあたまを まじまじと見て、“しかしりっぱなハゲじゃのう”って言って大笑いし始めたのです。そしたらしょう吉もこらえきれなくなり。“プッ”って、ふきだしてしまったのです“わっはっはっは-　わっはっは-”“は・は・は・は・はっはっはっは-　わっはっはっは-”そして、ふたりの笑い声は、空の彼方へとすいこまれて行ったのでした。そのとき、しょう吉は思いました。おじいちゃんの足は今でもまがっていて、ずっとずっと辛い思いをしてきたんだ。だけど、僕のこの頭は先生がいってたけど、あと少しでよくなるらしい。僕のつらさなんか、おじいちゃんの体験した事にくらべたら、風のいたずらみたいなものかもしれない。そしてしょう吉は、空を見上げながら心の中で叫びました。「おかあさん、ごめんなさい！」今までちじこまっていたしょう吉の体が、あの頃のりっぱなごんげん松の様に、どうどうと天に向かって胸をはっていました。そして、心にちかったのです。「おかあさんが帰って来たら、素直に何でも話そう」って。その時ちょうど、空に浮かんでいる大きな雲の隙間から、おひさまの日ざしが、しょう吉に降り注いできました。しょう吉を優しいつぶらな瞳でみていたおじいちゃんは、そのまぶしさに、しわしわの顔が、もっとしわしわになって、目がしょぼしょぼになって、微笑んでいたのでした。そして、しょう吉はおじいちゃんの方に振り返って、思いっきりの笑顔で言いました。「おじいちゃん、ぼく明日から帽子なんかかぶらないで、みんなのとこへ遊びに行くよ」するとおじいちゃんは、大きくひとつうなずきました。自信を取り戻したしょう吉の瞳は、夕暮れ時の、あのあかとんぼの羽のように、キラキラとかがやいていたのでした。おわり

おたふく？

約一ヶ月前三女の首筋が腫れていたので病院へ。おたふくでは無かったのですが、とりあえず抗生物質をもらって帰って来ました。そして、三女が同じように腫れてきて、現在長女が腫れています。今日も病院へ行って来たのですが、原因不明とのことでした。四女に移らなければいいのだけれど。ごんげん松～０９「赤紙ちゅうのは　戦争にむりやり送り込まれる　地獄からの手紙ちゅうとこじゃ。その戦地は　そりゃもうひどいもんで　何人もの若い衆が　命を落としていったんじゃそうな。しかしな　そのころは　御国の為に　戦争へ行くことが、男としてのほこり見たいなもんがあったんじゃがのう、わしの足はまがっとたから、なんの役にもたたんかった。あとから聞いた話なんじゃが、かあさんはそのころ、闇市ちゅうところで塩やら砂糖やらこうて、重い荷物を抱え遠くからはこんで　おったらしいんじゃ。そんときも、わしは何の役にもたたんかった。かあさんは、ただただ家族のしあわせの為に、自分を犠牲にして一生懸命はたらいておったんじゃのう。しかしな-　そんころは、母親が自分の息子が戦地から無事に帰って来る事を望む事すら、許されん時代じゃった。自分の息子が御国の為に亡くなって喜ぶ母親がこの世におるもんか。しかしな-　それが戦争ちゅうもんじゃ。誰にもどうしようもできん時代じゃったんじゃ。しかし　わしゃ-はずかしいことに　その頃は　村じゅうで兵隊さんを　ばんざーい　ばんざーい　ちゅうて　送りだしておった　その中のひとりだったんじゃ。だから　ほんとは　そんな母親の気持ちすら　考えた事が　なかったんじゃ。そんで　その戦争が終わって　若い衆が戦地から帰って来るちゅうて　　みんなでその日をまておったんじゃしかし ぶじに帰って来るもんはほとんどおらんかった。あのワルガキだったあいつらも　ついに帰って来る事はなかったんじゃ。あいつらの　かあさんも　とうさんも　みんな　み～んな　ないとった。その時　わしゃあ　心の奥で　あのワルガキどもが　そうなればいいと思っとった事の　罪の深さに　やっと気付いたじゃ。そしたら　じいさまが言っとった“心まで曲がったらいかんぞ”って　言う言葉を思い出して　急にあのごんげん松の所に行きとうなったんじゃ。そりゃも-　いきがきれんほど　走って　裏山にのぼっていったんじゃ。つづく・・・ところで　　一人娘をいじめで亡くしたおかあさんが書いた本です。誰も彼女の本当の心の中の思いに気づけなかったことが悔やまれました。