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カテゴリ:お酒
昨日、「梅の宿」の蔵開きに行ってきました。
梅の宿は奈良県葛城市というところにあります。 名古屋方面からは近鉄沿線なのでスムーズにいけるかと思いきや! 小さな沿線「御所線」にある為わりと近隣の駅で三回も乗換えがあります。 そのため所要時間2時間半ほど。 大和八木→橿原神宮→尺度→目的地新庄と乗り換えます。 途中の駅より乗車される服装に初老夫婦のハイキング姿らしき人が目立ち始めます。 「いい季節だからご夫婦で行かれるのかな」 と思いながら目的駅へ・・・。 すると大半の人が同じ駅で下車。 「この駅に山でもあるのか?」 と思っていると、なんと皆同じ方向へ、景色をみれば近隣に山などなく、 見通しの良い畑などが広がる川沿いの道。 「まさかなあ」と思っていると・・・。 皆蔵開きのお客さんだった!ハイキング姿の初老夫婦や子供連れの大家族まで 受付をすませ、本日待ち合わせ、ブログ上でお知り合いになった「LUCKYFIELDSさん] に連絡をとるとつながらず。 受付は済ませたため中へ、 びっくりです 私も今まで色んな蔵開きに行きましたが、 とにかく盛大! プロらしききれいな声のアナウンサーの案内、 屋台が沢山並び、 テントに沢山の人が試飲酒を片手に屋台のものを食べ、 会場の隅にはなぜかレジャーシートを敷いて家族連れが沢山。 どこから見ればよいのか悩んでしまうぐらいのコーナー。 果てには笑っていいともに出ていたカリスマイケメン書道家のトークショーまで とりあえずラッキーさんおすすめの「ききあてコーナー」へ。 4本の酒が「いろはに」とあり、 アルコール度の高い順に並べるというもの。 通常きき当ては銘柄を当てるとか、吟醸、純米、本醸造など醸しを当てるものが多い。 これには酒を呑み倒している私達も苦戦した。 後で分かったがみんなことごとくはずれ。 まだ、どこを見ようか悩んでいたが、 やはりラッキーさんのおすすめの貴重酒の飲める呑み処へ。 入り口でお酒メニューを見ていると、 「はじめまして」と声がかかる。 ラッキーさんにお会いする。 初対面なのになぜ私達が分かったかというと、 私が着物姿だったから。 受付で聞いたらそういっていたとのことですぐ分かったとの事。 たしかにハイキング姿が多い中目立っていたかも。 以外に役に立ち良かった 中に入るとなかなか呑めない古酒、出品酒、斗瓶がずらり。 皆で五種類を一種類づつ頼みもう一杯は出品酒だが二杯目で皆が頼もうと相談し買う。 一杯五百円。 このクラスのお酒がこの値段で呑めるのは通常ありえない。蔵開きならでは。 私は古酒好きなので平成六年の純米大吟醸山田錦(だったかなあ?)を頼む。 (一緒に参加した方間違っていたら書き込みでご指摘を) 五品の中では圧倒的な古さ。 私の飲んだ古酒の中で十年をこえているものはたいてい飴色に近い色で 上手く熟成されていれば洋酒にも似た味わいになる物が多かった。 が、これは琥珀色に近く、年数のわりに熟成感がほんのりと言う感じ。 温度が上がってもひね感も全く感じずあまり変化なし。 おいしかったです。 一番は、ラッキーさんのお勧めの雄町でしたが。 ひとときラッキーさんと愉快な仲間達(ごめんなさい。)とお酒を楽しむ。 久しぶりの関西弁のなかでのおしゃべりは大変楽しかったです。 しばらくして外に出ると蔵元に遭遇。一緒に記念写真を。 その後気になっていたストラックアウトに。 五百円で的にボールを当て数字のパネルに当て落とせば(外れれば)当たり。 各すうじによって景品が違う。 もちろん狙うは一番高価な大吟醸備前雄町 男性、女性、子供で投げる場所が違うのですがラッキーさんの計らいで (着物で投げにくいからと)子供の投げるところから投げることに。 結果は真ん中5番。 ちなみに5番は外れと同じ。 景品の中よりラッキーさんおすすめのジャムを取ろうとするも、 横から一緒に行っていた某酒の会事務局長が梅の宿の枡をゲット。 ちゃっかりとかばんにしまい込む。 「しょうがないなあ」と思いながらあげることに。 そのころ蔵見学の時間に。 ここでラッキーさん達とはお別れし、 蔵見学へ。 蔵はよくある造りに工程。違うのは、 工程が大変で時間のかかる昔ながらの造り「山廃」「生元」を一部やっている事でしょうか。 その手間ゆえやっている蔵は少ないのです。 それよりびっくりしたのは まるで酒博物館に来たかのような展示。 タンクの横の空きスペースに酒を混ぜる櫂をディスプレイし照明をあてて バックには櫂入れの歌のような音楽まで流れている。 灘の「酒資料館」のミニミニ版といったとこでしょうか。 「やっぱりお祭り?」 全く無知で興味が少しあるぐらいの方はお勧めですが、 四十人ぐらいの見学者とともに簡単な説明を聞きながら見てまわるのは ちょっと慣れた人にはつらいものが。 離れてついていき、 メンバーは各各の好きな視点で写真をとりまくる。 蔵見学も終わり、 お土産を買って帰ることに。 軍資金の少ない私はお酒は買わず、 最後にもう一度あのストラックアウトを二回し、 雄町を狙うことに。 結果は二回とも外れ。 結局あの枡と後から景品切れのため変わった天下一のお猪口をゲット。 おみやげのお酒を受付でもらい帰りの帰路に。 帰りに戻った名古屋で メンバーの一人の難関ソムリエ試験に合格した知人のお見立てで みんなでワインを飲んで家路に。 いやー、長い一日でした。 中々面白い蔵開きでした。 でも、とおかったよおおお~ 昨晩は爆睡でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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