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カテゴリ:お酒
昨日に引き続き、今日も夫と外出へ。
本日はとっても楽しみにしていた「梵の会へ」 朝から雨が降り寒い日となった為、着物に羽織を着込む。 場所は名古屋駅高島屋上の「なだ万茶寮」。なんだかセレブな雰囲気です。 時間前の予約の客が長引いていた為、梵の社長はじめ、参加者は店の前で待ちぼうけ。 メンバーを見ると、いつもの会よりも年齢層が高い。 落ち着いた顔ぶれでした。これも場所のせいなのでしょうか? 少し遅れて会が始まりました。 梵のお酒を少しだけ紹介しておくと、 創業万延元年、現在11代目という老舗です。 昭和38年にお酒の名前をすべて「梵」にし昭和41年に商標登録されています。 「梵」という言葉には色々な意味が込められ、天皇の式典などにはには「越の井」という名で 重要な席で出されているそう。格式高い蔵の酒です。 米は山田錦と五百万石のみを使用。 すべてのお酒は最低1年の熟成酒です。 熟成酒好きの私にはたまらない会です。 出されたお酒・・・ 「艶 純米大吟醸中取り」 「日本の翼 純米大吟醸」 「寒椿 純米大吟醸」 「極秘蔵大吟醸」 「超吟」 「山廃純米大吟醸 無ろ過生原酒」 「特醸 純米酒」 「夢は正夢 純米大吟醸」 「ときしらず 熟成純米吟醸」 「秘蔵酒」 でした。 料理に合わせてだんだんお酒も濃くなっていきます。 社長さんは男前の恰幅の良い方でとっても親しみやすい方でした。 偶然にも主人の前の席に座っていただき色々お話が聞けました。 お料理は・・・・。正直なだ万と期待しすぎていたのがいけなかったのか・・・。 魚の鮮度にに敏感な私は魚料理はちょっと期待外れ。 もちろん見た目は美しく、目では楽しく頂けたし、その他の料理はとっても美味しかったですよ。 お酒はすべて熟成酒で味わい深く素晴らしかったですが、心に残ったものを紹介。 まず、 「艶 純米大吟醸中取り」 ウェルカム酒とのことで軽い感じを想像していましたが・・・。 香りは良い。口に含む。ひね?・・・。 初めの良い香りとばらけてあとでひねに感じるような熟成された味が口に残る。 これは一緒に参加した友人もあとで私に言っていました。同じ事を感じたよう。 私は飲んだ後、すぐに社長に質問。 この時点ですべてが熟成酒と聞いていなかったので不思議でした。 これは氷温冷蔵庫で約1年寝かせたものとのこと。それにしては熟成が早く感じるんですがと 聞いてみると社長さん曰く、特殊な超音波の出る冷蔵庫だからかもとのこと。 私の飲んだことのある氷温熟成のお酒のイメージは 3年たってもやんわりと変わっているイメージしかなかったのでこれは驚きでした。 「山廃純米大吟醸 無ろ過生原酒」 このお酒を呑むまでも十分濃い味わい深いお酒ばかりだったのですが、 このお酒、文字を見ただけでも濃いな~と思いますよね。 お勧めの飲み方はロックにすだちをしぼるというもの。 私はその前にちゃっかりそのままの酒をキープ。 飲み比べる。 そのままはほんとに濃いんですが、温度が上がると甘みが出て深い味わい。 ロックがさらにうまかった! 冷えた状態でも甘みが強く感じられ、これがすだちのさわやかさとちょうど良いバランス。 このお酒は一升買ってゆっくりちびちびいろんな形で楽しめるお酒だと思いました。 「特醸 純米酒」 これはコストパフォーマンスが素晴らしい! 一升1995円。それでいて燗酒で抜群の美味しさを発揮。 この季節、かに鍋に合いそうな福井らしいお酒でした。 そして・・・。 社長の秘蔵酒。 これがまたびっくりする感動なお酒でした。 山田錦を15%まで削ったお酒!正確にいうと12%ぐらいらしい。 すごいですよ。だってお米を12%しか残さないとなると、われる確立めちゃくちゃ高い。 すごい手間です。 でも、 その手間が実ってつまったお酒でした。 香りがびっくりするほど高くフルーティで口当たりはすっきり。 「きれいなお酒」というのがぴったりでした。 このお酒を確か8年ぐらい寝かせて商品化しようとしているとか言っていました。 (この時点でかなり酔いが回っていたので定かでありません。ごめんなさい) 写真はご満悦の参加者と社長さんそして会の主催者「知多繁」の四代目です。 このあと社長さんに「これから帰られるんですか?」と聞くと、 「とんでもない!・・・。次の会の予定が・・・。」と。 お忙しい中、素晴らしいお酒を味わわせて頂いてありがとうございました。 そして、レアな社員用梵のバンダナと携帯ストラップを沢山ふとっぱらに下さり ありがとうございました。(後日紹介しますね) そして、「知多繁」四代目、ありがとう! この後、私達夫婦と四代目、友人1人と一緒にさらに二次会に行きましたとさ めでたしめでたし・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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