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テーマ:フィギュアスケート(3620)
カテゴリ:NHKフリーク
土曜のNHKスペシャルは、日本女子フィギュアの話だった。
新採点法が導入されて、いかに選手たちがそれに対応して高得点をとるため苦労しているか、よくまとまっていて分かりやすかった。 何より私の大好きな荒川静香さんがメインに取り上げられているので、終始画面に見とれておりました♪♪ 静香さん・・・なんてステキ!なんて柔軟性があって、しかも鋼のような身体なの!ただ滑っているだけでも匂いたつような情緒の世界・・素晴らしいわ~。 今までの技術点・芸術点には、実は明確な根拠がなく、審判の主観が大きく、ついには不正問題が発覚。審査に客観性を持たせるため、ダブルアクセルなら何点、スピンは何回姿勢を変えたら何点、と細かく点数付けをした。 結果、04年の世界チャンピオン静香さんが05年は9位。彼女の得意技が「点なし」となり、構成の大幅な見直し、スピンの姿勢を細かく変えてレベルアップを計る。 しかし、今シーズンの初試合でレベル4を目指したそのスピンがレベル2判定。回転数が足りない。確実に回転数をキープして臨んだスケートアメリカでもレベル3判定。レベル4に上げるために、「美観を損なう」チェンジエッジを取り入れたら、とコーチの進言。美しさを犠牲にするなら、と別の難技を取り入れる静香さん。 でも、ちょっと待って!05世界選手権の段階で、他の選手は新採点方対応済みだったから惨敗したんでしょ。紹介された演技を見る限り、全く対応なしだった。 そこから対応したのにレベル判定されなかったって、コーチに問題ありすぎでは? それに静香さんはスケート連盟の秘蔵っ子じゃなかったの?連盟が審査員出してるんじゃないのん?試合前に技術的に到達してるかどうかって判定できなかったの? 結局彼女はフランス大会でやっとレベル4の判定を受けるも、新星浅田真央ちゃんに主位を奪われることとなる。 あれだけ苦労してゲットしたレベル4のスピンは3.4(だっけ)、トリプルアクセルの基礎点は7.5。これじゃトリプルアクセルの無い静香さんは勝てません。 それでも何とかオリンピックの出場枠に入った静香さんは、コーチを変え、プログラムをさらに練り直している。そして、あの得点ゼロの得意技、イナバウアをプログラムに入れるという。 技術的な加点を追求して、そこで争うのではなく、自分の持ち味の芸術性で、自分らしさを賭けて勝負、ってわけなのかな。刃の上を渡るような、覚悟を決めた決断の演技、見せてほしいものです。 何かと騒がれる安藤ミキちゃん。彼女だけが飛べるという四回転の基礎点は9.5!でも回転不足に転倒が加われば0.5まで下がる。すごいバクチになるから、今の成功率じゃとても飛べない。それぐらいならダブルアクセルでも飛んだ方がましだもんね。 グランプリシリーズでは四回転を封印しても2位に入れたそうだから、その路線で応援してあげたらいいのに、何を4回転4回転と騒いでるんだろう。この採点法の仕組み分かってたら言えないはず。 マスコミなど知らないで「四回転飛べ」とか「約束したのに飛ばない」とか言ってる人が多いんだろうなあ。 メダルをとってきて!と言う事はバクチ覚悟で4回転を飛べ、ということに他ならない。分かってて選んでるんだよなあ。 仕組みを知ると、あまりにもかわいそうなミキちゃんへのバッシングでありました。まだ18歳、がんばれ~! さすがはNHK!な作りの番組と思いました。スケート中継は全部NHKがやってほしい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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