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カテゴリ:NHKフリーク
NHKついでに・・
一年見続けた「雪の女王」がめでたく感動的に終了し、しばらくつなぎに輸入アニメやってたと思ったら、次週からは・・・ 「アニメ・少女チャングムの夢」だとォ~!!? ダンナと二人で、本当に固まってずるずると食卓から落ちていきそうになった。 予告を見ると、愛らしい少女チャングムがその料理の才を生かして、悪の集団や魔術師(??わからん。しかし空を飛んでたぞ)たちと対決?? 一粒で二度美味しい、柳の下にはドジョウは取り尽くすまで、人気アイテムは骨までしゃぶるなあ・・・ この時間枠は、我が家のテレビタイムだから見ることになるだろが・・ふぅ さらに!「功名が辻」にも脱力・・・ 「利家とまつ」も戦国ホームドラマと銘打っていたが、これはほんまにホームドラマ。歴史の有名人たちの陰で懸命に生きた下級武士一豊が一国の大名となるまでの話、しかもその奥方が主役なんだから、本来ほとんどエピソードがないのをいいことに、無理やりな展開、都合よく重要人物と絡ませる絡ませる。 上川隆也も仲間由紀恵も好きなのだけど(というか数少ない顔と名前が一致する俳優)、見ていてイライラ。 何で織田信長やお市の方まで足軽のそのまた家来の女房のことを知ってるねん。なんで戦国の世の夫婦愛を今の価値観でやるねん。一夜の浮気を手を付いて謝る一豊、泣いて怒って口を利かない千代。ああかゆい。やめてくれ。ガチャガチャ皿を洗いながらでないと見られへんわ。 今回一応斜め見したが、仲間由紀恵目当てに初めて時代劇を見た層のための「戦国的価値観解説編」だったのかもしれない、と一応許しておこう。 アニメ「サヴァイブ」もあと二話で終わる。 とても楽しませてくれたアニメだった。キャラは立ってるし、絵はよく動くし、ストーリー展開も意表をついてくる。 宇宙を漂流して無人惑星で着たきりすずめなのに服も靴も傷まないとか、お坊ちゃまハワードが食うや食わずの環境なのに平気で我がまま言ってても袋叩きにもされず、好き放題してるとかは目をつぶろう。 しかし、終了近くなってくると・・来る来る・・妙にヒューマニスティックな理想論が・・ 「三日後に重力嵐が襲ってくる!宇宙船でこの星を脱出してふるさとのコロニーに帰るか、宇宙船で反重力磁場を発生させて重力嵐にぶつけるか!」 「私はこの星を、あのオオトカゲやパグーたちを見捨てては行けない!みんな、この星を守りましょうよ!」 なんやて~?ルナ、あんたはこの無人惑星を出る最後のチャンスかもしれんのに放棄して星をまもるんか?大体星を守れるという保障はあるんか? ハワードが「オレは反対だ!もう二度と帰れなくなってもいいのか?オレは何としてもコロニーに帰りたいんだ。」 ほんまや、それが普通の考えだよ。 しかし、ルナの理想論に賛成する方が多い。みんな、どないかしたんか? なんやかんやと危険が襲い、危機一髪で助かるその中で全員が一致して星を守ることとなるのだが・・・ 別にリアリティを求めてるのじゃない。アニメだし、強引な展開でもかまわない。だけど、人間は普通そういう風には考えないよ。人間は弱くて自分の命が一番大事なんだよ。食べ物がなくなったら人間性を失って牙をむく。別に「蝿の王」をやれとは言わないが、そんな人間たちが、それでも理想論の方を選び取って行くんだ、すごいな・・と納得させてほしい。私はドラマの中に人間を見たいんだ。 セーラームーンのうさぎちゃんみたいに、「わたしはどうなってもいいの・・地球を守りたい・・ああ、みんなの友情の力が、地球を守ったのね・・」みたいなのは、もううんざりじゃ。 なんやかんや言ってもNHKばかり見てるよなあ・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月13日 23時26分57秒
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