今年の大河ドラマは「篤姫」。宮尾登美子の原作はずいぶん前に読んだような・・。
この時代の篤姫やら和宮さまの話は結構好きなんだけど、宮崎あおいはちょっと・・・苦手。それでもまあ第一回、第二回と見てみました。
・・・・そんなんこの時代にアリかいな!!
とツッコミ入れたくなること満載。脱力して笑えるシーン多し。今年も早々と脱落か・・・
と思ってたら、花ちゃんが結構喜んで見ている。
そうか~、子供には分かりやすくて面白いかも。
何しろ宮崎あおい、子供にしか見えない。やんちゃなお姫様がはまりすぎ。
こっからどうやって大奥を束ねる風格が身についていくのかすごく心配。
これが「演技」でやってる子どもっぽさならすごいと思うけど。
ああ、せめてもうすこしお肉がついていらっしゃいましたら・・。
きゃははは・・と喜んでる娘に、時々「この時代にはこういうことはしないと思うけど・・」
とコメント入れつつ、毎回見ているうちに、新しい楽しみ方を編み出した。
それは、ズバリ「字幕付きで見る」
そうです、子供には半分海外ドラマみたいなもんですから、途中でわけわかんなくなっちゃうんですよね。
「あないせよ(案内せよ)」とか「みどもは(身供は)」とか(これは解説いるか)
音だけで聞いててもわからんからねえ。
こないだから教育係の老女、幾島(松阪慶子)が出てきて、ぐっと引き締まりましたわ。
ようやっと篤姫ちゃんも自覚が出てきたようで。ドラマも盛り上がってまいりました。
時代劇には関係ないようなぐだぐだなシーンが多いのだけど、これが案外ビギナーへの
「この時代って実はこんなしきたりやら決まりがたくさんあって大変だったのよ~」っていう
上手なガイドになっているのかもしれない。結構自由にやってきたかつ姫ちゃん(今の子供もすんなり共感)が覚悟を決めて篤姫となり、しきたりと伝統の世界に入っていくまでを丁寧に描いて、時代劇の枠組みの中へほ~らアナタもいらっしゃい、っていうドラマ、なんだろうきっと。
親子で時代劇を見る貴重な機会。細かいことには目をつぶりましょうか。
しかし・・・ダンナと私が突然爆笑したり、ダンナがセリフを次々と言い当てたりしてるのを、花ちゃんはどない思って一緒に見てるンかな~。
あ、ボンは流し見しながら鉄道本眺めてます。面白いトコだけ笑ってますわ。