えーご
子どもの英会話の日。午前中は私も英会話。所属している教会の英会話クラスに入ってる。子どもに英語を習わすつもりはマッタクなかったのだが、3歳&1歳の頃、巡業してきた英会話体験のオジサンのマジックにかかり、こんなに喜ぶなら・・と上の子に始めさせてしまった。そこから英会話は底なし沼~を実感することになる。週一回の楽しい英会話で英語は身につかないのはすぐにわかった。教材のテープ(3本しかない)を覚えるほど流し、悪戦苦闘しながらアメリカのショップからネットで英語ビデオなど買い求め、なんとなく英語ライフ。sunday,monday とかone,two,threeはすぐにペラペラ言い出したが、とても英会話と呼べる成果はない。ここで辞めたら・・○○万円をドブに捨ててしまう・・もう負けが込んできた株取引で買い増しするような状況の英会話であった。二年ほどたったある日。ニュースで流れているパウエル長官の演説が、ちょっと単語に分かれて聞こえてきた。あらら?もしかして、私に耳ができてきた?結局子どもの英会話教材は私に役立ったのだった。それから自分用に受験用の英単語CDなど買って聞いているうちに、昔シケタンで覚えた言葉を音声で覚えなおすことになり、ずいぶん分かるようになってきた。子供用ビデオなら、6割くらいわかる。しかし全然喋れない。そんな頃、教会で大人の英会話クラスができて、なんとなく参加。大変ハンサムで優しいアメリカ青年と英語を学ぶことに。そんなこんなで、だましだまし続けているうちに、英語がずいぶん身についてきた・・かな。失敗ばっかりするので失敗を恐れなくなったというのか。子どもたちも教会の英会話に移り、親子で同じ先生に習う楽しさもある。なんとかかんとか、つぎ込んできたお金や時間もムダせずには済んだかなあと思う。とりあえずテープを流しとくだけでも、結構何とかなるもんだと自分の身をもって実感したのだった。・・そう思うと最初の英会話教室で買わされた高額の教材が・・痛い。