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カテゴリ:海釣り
さてさて、夢の48時間釣り三昧は記憶から抹殺したいほどの辛い思い出となってしまった。
一体、オレの何が悪いのか? 「下手なだけでしょ・・・・」というのは十分理解しているつもりなのだが、だからといって納得の行くものでもない。 そんな週明けの月曜日、実は奥さんと子供たちはまだ帰ってきていない。だけど、そもそも今日は、平日+仕事とあって、何事も無かったかのように会社に向かうが、午後に入ると、どうやら今週は意外とヒマなことに気がついた。夕方少し早く帰って、何かできまいか? どうせ一人だし、夕食は誰かを誘って・・・などと考えながら、いつものように師匠の部屋にちょっと寄ってみた。すると、師匠が、 「じゃあ、釣り行かね?」 「???」一体何のことかわからない。どんなに早く退社しても18時くらい。最近はめっきり日も短くなり、その頃にはほぼ真っ暗だ。一体何を・・・ と考えていると、その顔を察してなのか、 「ほら駅前の運河にPerchが入ってきてるじゃん!」 という。ああ、なるほど。そういえば、いままで全然試してみたことが無かった!という訳で、早速釣りに向かったのでした。 向かうは オラが街の中央駅 マルメ駅の近く。車を止めて、駐車場でタックルを準備。しかし、周囲は家路を急ぐ人が一杯で、なんか結構恥ずかしい。 いや~ん。平日の夕方から釣りなんて、釣りバカオヤジじゃん。確かに、毎日数人の釣り人を見かけるのだが、いざ自分が「釣り人」になってみると、結構恥ずかしい。そんな訳で、こそこそしながらのエントリー。 今日は、超ライトタックル(20年以上前のダイワのバス用ロッド)を使用。片天に20g程度のオモリをつけ、そこからハリスを出して、フライ(ラビットミノー)を結んでみた。これは、SpinnFlyって言うらしい。そして運河をひたすら釣りあがる。そして、いよいよ真っ暗となるが、一向にアタリ無し。たまにコツコツと来るが、どうやら底の石か木の枝の様子。 昨日のサム~い思い出がよみがえり、疑心暗鬼状態になりかけたそのとき!ビビビッと来た! ライトロッドはいい感じにしなるが、あっという間にサカナはあがってきてしまった。 「引かねぇ~ ・・・_| ̄|○ ガクッ そして、サカナを確認すると、紛れも無い20cmくらいのPerch。しっかし、 「ちいせぇ~」・・・_| ̄|○ ガクッ 2重のショックの後、今度はなぜか笑いがこみ上げてきた。やっと釣れた嬉しさ半分。週末500kmくらい走り回ったのに、やっとサカナが釣れたのは家から3kmのドブ運河かい!!! やるせなさも含んだ、たのぞうの高笑いが怪しく駅前に響き渡ったのでした・・・ 破れかぶれの、夜釣りルックのたのぞう氏。 しかし、その後は見事にPerchの群れを引き当てて、爆釣モードに突入。これって、いわゆるメバルのナイトゲームに感覚近いのかも。それはそれで楽しくなって、後はフライがボロボロに破壊されるまで釣って、結構な数を釣り上げたのでした。 そんでもって調子に乗ってたら、ミスキャストして、マルメ駅前のマルメで3番目くらいにイケてるレストランのテラス席を釣り上げてしまい、そこでフライをなくしてしまったのでした。仕掛けを回収しようとしたのだが、食事をしていたカップルが目をパチクリさせていて、なんか店員を呼ばれそうになったので走って逃げました。そういえば、昨日から、逃げてばっかりです。これも、宿命なのかもしれません。 ちなみに、Perchは白身の淡水魚と辞書にも出ているほどで、魚屋でも売られている。淡白な白身で癖も無く、美味しい。意外に高級レストランでも出てきたことがある。(といっても、もっと大きな奴だけど)というわけで、師匠はサカナ好きのガールフレンドの為に、サカナをお持ち帰り。 骨の髄まで冷えて帰宅したのでした~。 ちっちゃなキャッチたち。食べる為に、釣られた側から、師匠に秒殺で「サバ折り」されてました。 しかし、なにはともあれ、やっと釣れて良かった~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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