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カテゴリ:海釣り
さて、いよいよ迎えたスウェーデン釣りの最終ラウンド。
あまりチョイスも無かったが、今が時期の 海パイク で最後を飾ることにした たのぞう。 師匠が第二の祖国 タイ に遠征中なので、その上司のAndersを誘ってみた。 もちろんガールフレンド(といっても 日本人的感覚の カノジョ ではなくって、スウェーデン人的には婚約はしている状態を示す)のご都合伺いが必要ということであったが、あっさりOK。 たのぞう の有終の美を飾るにふさわしい場所に案内してくれることになったのだ。 昨日は07:30にAnders宅でPick Up. 七時半といっても、今のスコーネ地方は夜明け前。真っ暗もいいところ。 道を間違えたりもするが無事に合流して向かった先は、Bleikinge。有終の美を飾るにふさわしい、シークレットスポットに案内してくれるという。 高速をおりて、しばらくすると、スピードを落とせと言う。すぐにスピードを落とすが、もっと もっと 落とせ という。 ??? 俺って、スピード違反でもしてんのか??? な~んて思っていると、どうやら目的地に近づいて、その入り口を探してるらしい。曰く、非常に Tricky (わかりにくい)ところなのだとか。 確かに、入り口は非常に細い2m道路。しかも、家の陰になってて、わかんない。さらに行くと、本当に何にも無い野原の一本道。 でも、突き当たりは別荘地(スウェーデンのサマーハウス)になっていて、その敷地に車を止めて、後は歩き。 うーん。たしかに これはシークレット。Anders曰く、縮尺の大きな地図を眺めて場所を探すのだとか。 それにしても、先週一週間は、毎日雨風つづきて嫌~な天気だったのが、今日は晴れ間も見えて、風もまったく無い!!! 天気が味方した日は釣果もよい。美しい景色をみて、自然と心が軽くなったのだ。(注: カメラは電池切れで写真ありませんが、決して妄想ではありません。) しかも、駐車スペースの脇には 羊の放牧。 めぇぇぇ~。 あっ、今日はウシじゃないんだ? (たのぞうは、ウシ がとっても苦手です 参考リンク。) 早速着替えを済ませ、釣具に加えてお弁当(スウェーデン式に、ピタパンと塗るチーズ)とコーヒーを入れた魔法瓶を携えてハイキング開始。でも、すぐにゲートがあって、自然保護区域に突入。しかも、ご他聞に漏れず、ウシの足跡と、ウシの糞どんが、あちこちに。 ああ、やっぱり ウシ なのか? 心配になってAndersに聞いてみるが、寒くなったので既に牛舎に入ってるから大丈夫とのこと。でも半信半疑で歩くこと約10分。 それは、みるからに完璧なパイクウォーターにたどり着いたのでした。 既に、フライとタックルを除いては、うっかりフライベストまで日本に発送してしまった たのぞう。 パイク用のワイヤーリーダーを Andersに貰って、迷うことなく、信頼と実績のフラッシュブーのカタマリ君を結んで釣り開始。 開始5分。岩と岩の間を狙って投げた2投目。 いきなり ヒィィィ ッ ト!!! リトリーブしていたフライラインが急にする手が急に反対に引っぱられた。フライを結構な勢いで、ガボッと加えたのが、良くわかる。この豪快さが たまらない のだ。 そしてここからは海パイク、猛烈な勢いで暴れだした。急いでラインを回収するが、結構ラインを持ってゆく。しばらくして、水面近くに上がってきたところで、ヒレが見えた。 デカイ。 しかも、オレッチのガチガチの8番がしなってるし。 ゼッタイ 結構いいサイズだよ~ なんて、ニンマリしちゃって、さらに うれしさのあまり Andersまで呼んでしまった。 ランディングネットにつけるマグネットのうち片方がベストと一緒に発送されちゃったので、今日はハンドランディングするしかない。 サカナがかなり寄って来る。予想通りのグッドサイズ。 しかし、暴れるたびに空ける口から見せる、牙 も相当なもの。 オッカナビックリ ではあるけど、ランディングしないといけないので、首根っこを捕まえて、やっとランディング。 Andersも到着して、至福の一枚。 ええ~い もういっちょ! アドレナリン どぱどぱ であったが、5Kg位のグッドサイズ! お腹もパンパンに膨らんで、とてもキレイ。開始後 五分で既に、幸福の極みまで到達してしまいました。 ちなみに、Andersはオリンパスの防水デジカメを持っているのだが、彼もカメラを忘れてしまったため携帯電話での撮影です。 その後、沖のほうめがけて場所を探りながら釣り歩くが、ヒットなし。再び最初に釣りあげた場所から、岸よりのほうを探ってゆくと、またヒット。 しかも、今度はトップウォーターで食った! 豪快に水しぶきを上げてから、サカナが走り出す。こんども、なかなかのトルクでいい感じ。しばしのファイトを楽しんで、無事ランディング。 先ほどよりもやや小ぶりとはいえ4kgはあるだろうグッドサイズ。 その後も更に一匹を追加。今度の奴は、リトリーブ中に、フライのテール部分へのバイトが伝わってきた。大食いさせるために、フライを止めて、また躍らせて誘いを更に掛ける。 パイクは、一度火が付くと猛烈なアタックをしかけるので、そのチャンスに賭けるのだ。 2度ほど誘いを掛けたところで、いきなりラインを持っていかれる。 あまり走りはしないが、下へ下へともぐろうと必死なサカナを上手くいなして、ランディング完了。 フライをはずそうとすると、今度はフライをかなり奥まで飲み込んでいる。手持ちのプライヤーがチッコイので、手をかまれそうになりながら やっとフライをはずす。でも、うっかり指をひっかけて、小学生が砂利道で転んだような傷を作ってしまいました。 開始2時間で、既に満足モードに突入。青空の下でランチを取ってから、数キロはなれたポイントに移動。 先行者があって、こちらではサカナを揚げられずに終了。 いや、神様が味方したのだろうか? たのぞう のラストフィッシング イン スウェーデンは、思い出に残る釣りとなったのでした。 スウェーデンでの再開を約束して、帰路に着いたのでした。 師匠・ アンダース 今まで本当にありがとう!!! 日本に来た際には、よろこんで自腹でシーバス艇をチャーターさせていただきます! (一度のみ) さあ、これで 北欧(管)釣り 食日記 は 一旦終了。 これからは、日本での釣りに切り替えて、行くぜ第二章。 みたいな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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