術後1日目~副作用
実は「術後は安静に」ということで、1泊、個室に入っていたのですが、個室って・・・人の気配もないし、カーテン閉めっぱなしだと何時だかもわからないし・・・さびしかったです(ー"ー)4人部屋では有料だったTVや冷蔵庫も、有料個室では無料で使いたい放題だったのに、頭ガンガン、胃はムカムカで常に吐き気、導尿管がついているので自由に身動き取れず、な状況では、何の恩恵にもあずかることはできませんでした。で、本来、術後の患者さんは個室に2泊するところ、私の手術は簡単だったので1泊でOKと主治医の先生から言われていたので、私も「4人部屋の方がいい~・・・」と、1泊で有料個室を出ることにしました。1泊12600円のホテル並みのお値段でしたしね・・・。しかし。朝になっても食欲もなく(前々日から丸1日半絶食だったのに、朝ご飯は通常食・・・)、しかも、相変わらず頭痛がガンガンしていて、病室を移動するにも、歩けるのか?!というような状況だったのですが、10時までには部屋を移動しなければ行けないということで、9時過ぎに導尿管を抜いてもらい、ふらふらしながら病室を移動しました。歩くと術部が痛い~、頭も痛い~・・・けど、看護師さんはすったかすったか歩いていくし(T T)とりあえず必死に歩いて4人部屋に到着し、荷物の片づけなど落ち着いて、ベッドに横になってふぅ~~~・・・。前日、オットが買っておいてくれたゼリー状ドリンクと水を飲んだところで、頭痛が少しスッキリしていることに気づきました。ああ、これって・・・覚えがある感じ。そう、『二日酔い』です。そうなのです。要するに、おそらく、点滴で注入された眠り薬が効きすぎて、二日酔いになっていたのです。なにしろ、術後の痛みを小児用解熱鎮痛剤「カロナール」3分の1量で抑えられるような、薬が効き過ぎる体質ですから。寝る前にビールをコップに半分飲んだら、翌朝、二日酔いで頭痛がガンガンになるような、アルコール代謝の悪い体質ですから。眠り薬と麻酔が効き過ぎていた、ということは、十分に考えられるわけで。少し元気になったところで、実家の母に電話して、「手術の後、何も食べられなかったし起きあがれなかった」と話をしたら、母が腰の手術を受けた時は、麻酔から目が覚めたらすっきり意識が戻り、その日の夕食は完食した、と言っていて。まぁ、いつもそうなんです。高熱を出した時にボルタレン系の解熱剤を点滴してもらったら全身にじんま疹が出て。頭痛がするから、とバファリンを飲んだら、目の周りが真っ赤に腫れ上がって呼吸困難になり。めまいで倒れた時に「メニエール病」と診断されて点滴で静脈投与された薬が血管から漏れて、手足がぱんぱんに腫れ上がり。最終的には、風邪をひいた時に葛根湯を飲んでもじんま疹。歯の治療をして、抗生物質のジスロマックを飲んだら、頭痛と吐き気で起きあがれなくなり、大変な目にあったこともありました。もうねぇ・・・薬が怖くて、インフルエンザの予防接種でさえ避けていた私ですから、麻酔も怖かったのですが。やっぱり、効き過ぎたのね、ってところです。でも、お医者さんにいくら「頭が痛い」って訴えても、全然取り合ってもらえなくて、多分、麻酔と眠り薬の効きすぎ、なんて、想像もしていなかったと思います。ま、とにもかくにも、術後1日目のお昼までには頭痛もすっきり消え、4人部屋で人の気配がするようになったら頭もしゃっきりしだして、術部がちょっと引きつる以外は、術前と変わりなく動けるようになりました。