グループ下校のはずなのに?
実は昨日、ムスメは泣きながら帰ってきました・・・っていうか、家の中に入るまで実にいろいろありまして。そろそろムスメが帰宅するかな~?という時刻。我が家のドアの向こうで、やたらと声がして、女の子のすすり泣く声が・・・。あれ~?あの声は、ご近所の同級生Eちゃんのお母さんの声。そして、女の子の泣き声はまぎれもなくうちのムスメ。なんとなく切迫した声のトーンに、私もびっくりして、そろ~~~っとドアを開けてみると、EちゃんママさんがEちゃんを連れて、Eちゃんを叱りムスメに謝っている。なにがあったんだろう???と思って聞いてみると、こんなはなし。学校は、登校班の中の同学年の子供たちをグループにしてグループ下校させています。さて、ムスメの登校班には同学年の女の子が4人いるのですが、そのうち3人が同じクラスになり、ムスメ一人が違うクラスになりました。それでもずっと4人そろって下校していたのですが、この日に限って、同じクラスの3人が先に下校し、ムスメ一人があとから下校したのだそうで。それを聞いたEちゃんママさん、4人の中でケンカが起きて、3人がうちのムスメをおいて先に行ってしまったと思ったようで、あわてて追いかけてきて謝ってくれていたようです。ああ、もうそんなことならよく起きることだし、子ども同士のことだし、心配しないで~、とEちゃんママさんに言い、わざわざ追いかけてきてもらったことにお礼を言ってお別れし、ムスメを家に入れ、落ち着いてムスメから話を聞いたところ・・・実は、ケンカしたわけでもなんでもなくて、先生がEちゃんたちのクラスを先に下校させたというのです。それを聞いた私がびっくり。あれ~、グループ下校はどうなったの?ケンカなら、子ども同士、翌日になればケロッと仲直りだし心配もないのですが、先生自らがグループ下校の原則を違えたとなると、それは困る。不審者の心配はもちろん、それより怖いのが交通事故。ムスメたちの通学路には事故多発交差点があって、1年生の一年間はその交差点の横断が怖いばかりに、毎日親がお迎えに出ていたほどです。これはことの真相を先生に聞いて、きっちり対処してもらわないと困ると、すぐに担任の先生に電話したところ、先生方も気づいていなかったらしく、話し合って対処しますとお返事をいただきました。だがしかし。不審者から子どもを守るため、と強化されたグループ下校だったと思うのですが、それが、どうして雨が降っていたから、下校準備が整ったクラスから順番に帰しましたってことになるのか・・・なんのためのグループ下校!?雨が降ったら不審者は出ないのかー?ムスコの通っていた小学校では子どもの安全に関して矛盾したことは一切起きなかったのですが、ムスメの通う小学校では「子どもを守ろう!」というかけ声ばかり立派なくせに先生自らがやってることがそれに矛盾することが少なくなくてフシギです。それよりもなによりも、発熱前のだるさと寒気と眠気と闘っていたときにこういうことに対処しなければならなかったのがなんとも苦痛でした。タイミング悪すぎ。