ピアノ・受賞後の変化
ひさびさに、ムスメのピアノの話です。1月の終わりの「子どもコンクール」で、なんのまぐれか銅賞をいただいたムスメ。その賞の価値がどんなもんか、全く見当が付かないのですが(苦笑)とりあえず、その後、変化したことが2つあります。一つは、ムスメがピアノの練習に熱心になったこと。なんか、とりあえず、毎日練習すれば上手になる、ということがわかるようになったようで、最近などは、他の勉強から逃げるようにピアノの方へ去っていきます。(それはそれで、どうよ・・・?)昨日なんか、外遊びから泣きながら帰ってきて(たいした原因ではなかった)泣きながら無言でピアノに向かっていきました。自信の源の一つなのかもしれません。で、もう一つはといいますと。先生が、本気でレッスンしてくれるようになってくれたこと。いえ、別に今までいい加減だった、ということではなく。先生ご自身のピアノの腕前は信頼に足るものですし、教諭歴も長いようです。ただ、もともと、保育園を会場にした「音楽教室」なので、ピアノの上達が目的、というわけではなく、音を楽しんで遊びましょう、という雰囲気の教室。だから、30分のレッスン時間の間に、折り紙を折ったり、絵を描いたり、ピアノに触るのは10分くらい?みたいな。で、先生ご自身も「家では練習しなくてもいいですよ~♪」とおっしゃっていました。それで、以前、ちらっとこれでいいのか?と書いたりしていたわけです。そんな感じで、とても簡単な曲1曲に1ヶ月も2ヶ月もかけてレッスンしてたのですが、ムスメはどちらかというと物覚えがいい方なようで(英玲家比)レッスンで新しい曲を先生に習ってくると、その場で覚えてしまってあっという間に弾けるようになってしまってたのです。弾けるから、家で練習する必要もなく、する気もおこらず。いいのかなぁ~?これでいいのかなぁ~?と、ずっと悩んでいたのですが。コンクールで賞を取ったら、初めて、先生が「これではいけない!」と気づいてくださったようです。今まで、ひと月に簡単な曲を1~2曲、のペースだったのが、最近は1週間で2曲(プラス運指練習の簡単な曲3曲)進んでいます(@o@)でもって、ムスメも苦もなくそのペースについていってます・・・。いえ、簡単なんですよ、曲が。簡単なんですけどね。でも、今までのペースは何だったのか・・・???というわけで、賞自体の価値はともかく、よいことを2つももたらしてくれたということで、とても役に立つ受賞経験でした。去年、コンクールに出ませんか?と誘われたときには「先生、冗談ですかぁ~!!!」と思った私でしたが、こんな効用もあるんですねぇ・・・。壁にぶち当たるまで、この調子でがんばってください、ムスメ。