情操教育・・・なんだろうか?
息子の小学校では、朝の登校時間やら掃除の時間やら休み時間なんかにクラッシック音楽を流しているらしいのだけど、あれ、やめてほしい・・・と思ってるのは私だけだろうか???私はクラッシック音楽が大好きです。もちろん、クラッシックに限らずどんな音楽にも言えることだけど、音楽を聴くといろんな情景が心の中に浮かびます。その情景って、ものすごく個人的なもので、私なんかはクラッシックを聴くと、メロディーに見合った風景とか物語とか、子どもの頃や若い頃の思い出とか、いろいろ想像力がかき立てられます。そんな想像の世界や思い出を楽しめるのがまた、音楽の楽しみ。ところが~・・・この間、苦労の甲斐あって最近ようやく弾けるようになったシューマンのトロイメライを弾いていたら、それを聞いていた息子、「ああ~、その音楽を聴くと、2年生の時に○○先生に居残りさせられた時のことを思い出す~!!」といいだした。ええ~~~。この幻想的な曲を聴いて、なんでそんなロマンのかけらもないことを思い起こすの~???よく聞いてみたら、なんでも下校時刻になるとトロイメライが流れるのだとか。せっかく気持ちよく弾いてたのに、がっかり。CDを聴いていた時も、シューベルトの「ます」が流れてきたら、「うわ~、遅刻する~って感じ~。この部分が流れてくると間に合わないんだよね~」朝の登校時の放送で流れてくるそうです・・・。ビバルディの「四季『春』」は掃除の時間だったかな。これは・・・情操教育なんだろうか???クラッシック音楽に親しむのは有意義なことだとは思う。思うのだけど・・・でも私は思うんだけど、きわめて個人的に思うだけなんだけど、クラッシック音楽はそんなふうに聴くもんじゃないと思う~~~!!!音楽にもTPOってのが絶対にあると思う!!アニメ「あたしんち」のエンディングテーマが、私の大好きなエルガーの「威風堂々」だと知った時、「うちの子たちは、本物の『威風堂々』を聴くたびに『あたしんち』を思い出すのかなぁ~(それとも味●素の麻婆豆腐?)」って、かくっときたことがあったのだけど、学校の掃除の最中に聴く『春』よかましかも。あの名曲を聴いて思い出すのが「学校の掃除」なんて・・・悲しすぎる(ToT)。+++でも、最近、「あ、ショパンにもこんなに簡単な曲があったんだ♪」と気づいて弾き始めた『プレリュードop.28-7』。何度弾いても思い出すのは 太●胃散・・・うわぁぁぁぁぁ~!すり込みって恐ろしい。そうそう、ホルストの「惑星『木星』」を聴くと思い出す爆睡息子ってのもあったっけ。うぇ~ん(T_T)