見渡して見れば
とある病院のGCU(Growing Care Unit継続保育治療室)に、娘は入院しています。
状態は比較的安定していますが、観察が必要なベビーがいるところです。
周りを見ると、もちろん元気に声をあげるベビーもいますが、声をあげることもなく、たくさんの装置に囲まれて生きているベビーもたくさんいます。
そこには、抱き上げることもままならない我が子にずっと付き添っているご両親がいます。
鼻のチューブから流動食を入れたり、気管の痰の吸引の練習をしていたり。
本や音楽をきかせたり。
ベビーは、みんな小さい体で頑張ってます。
親もスタッフも頑張ってます。
この姿を見ていたら、娘が搬送された当初、心中まで考えた自分が弱かったなあと改めて思います。
いや、だからと言って、今も決して強くはないんですがね。
自分の身の上の不幸を嘆くばかりでなく、冷静に周りを見渡して見れば、己の小ささに恥じ入るばかり。
全てのベビーとその家族が幸せでありますように。
それにしても、入院費用が高いわー。(T-T)
食事代や衣類代など、控除対象外の負担が何万とかかるし。
乳幼児医療があるぶんましかもしれないけど、どうにかならんもんかね。
この国にそれを期待するほうが間違いか。
やっぱり健康は最大の節約という自らの教訓に間違いはないと痛感。