琵琶湖疏水
墨染橋京都市伏見区墨染町京阪本線・墨染駅のすぐ西側墨染橋に何か特徴があるという意味ではありません。この下を流れているのが「琵琶湖疏水」だということです。琵琶湖疏水(上流側)琵琶湖疏水(下流側)この日、訪れてみて、あれ? 流れがない?京都市上下水道局のHPを見ると、「琵琶湖疏水(第1疏水)において、疏水路内の土砂しゅんせつ及び清掃作業を行うため、停水」しているとのこと。期間は平成25年(2013年)1月7日から同年3月14日までだそうです。疏水の流れを見ることはできませんでしたが、ある意味、めったに見られない風景を見たわけですね。下流に進み、右手にカーブする辺りに、自転車の山が。しゅんせつして出てきたものでしょう、すごい数です。びっくりです。右にカーブしたその先は、暗渠になっているようでした。かつてはこの付近におよそ290メートルの「伏見インクライン」があったそうです。インクラインとは「傾斜鉄道」のこと。蹴上のインクラインと同様、1890年代に完成。三十石船をそのまま台車に載せて上下させていたそうです。1940年ごろに休止しました。暗渠の反対側に来てみたら、ゲートになっていました。「上下水道局 疏水事務所 伏見分所」と書かれています。右手の道路は国道24号です。インクラインを使って船を運び、この高低差を昇り降りしていたのでしょう。