本当に大切なこと

僕のこの日記を見ていてくれた卒業生がいたとは・・・・・。

今回書き込んでくれた中学生さん、今日は練習だったのかな？
またこれからも元気や勇気をくださいね。

僕は自分で言うのも可笑しいのだけれど、ご父兄はじめ
あまり関係者とは話をする機会がないので
このＨＰで僕が伝えたい事や思っている事を勝手に書き込んでいる。

僕にとって仲間とは、たとえこのクラブをどんな形で離れようとも
関わった人たちは大切な宝物だと思っている。
もし、卒業した子供たちの中に自分は現役当時活躍しなかったからとか
弱かったからとか、そんな思いで遊びにこれないでいるとしたら
僕にも責任があると反省している。

いつまで僕自身、バレーを続けていけるか判らないのだけれど
今こうしていられることも今まで関わってくれた人たちのおかげと
感謝している。もちろん、それはバレー以外の人たちともそんな思いで
いままできた、これからもこの気持ちを忘れないで行こうと思う。

少しだけカッコつけて言えば『人は一人では生きていけない』
いつもどこかで自分が知っていることだけでなく、
自分が知りえないところでも助けてもらっている。
だから、僕は今の子供たちにもその気持ちを持ってもらえるよう
伝えている。『仲間を大切にしなさい』

強い弱い・上手い下手・得意不得意、そんなもの本当は関係ない！
たかがバレーの世界だけじゃないか！ひとにはそれぞれ個性がある。

だから僕は狭い世界だけの優劣で人を判断してしまうことの愚かさを
子供たちにはさせないようにしたい。まだ、幼い小学生だけに余計に
ときには残酷なことを仲間である相手にしてしまうこともあるだろう。
大人には遠慮や知恵があるのだが子供にはまだ難しいこともある。

大したことは出来ないのだが、僕は子供たちとはバレー以外での会話も
重要にしている。そしてバレー以外の得意な事、好き嫌い等を話したり
その子の個性を見出してあげられればと思う。
逆に厳しいようであり、思いとは裏腹かもしれないがバレーでは
その子が出来ない事もはっきりと敢えて伝えている。
なまじ期待を持たせるような言葉より、出来ない部分をはっきり判らせ
その部分を努力するように方向づけしてあげたい。

今年の子供たちも本当に努力している。だからこそ、無駄な努力をさせては
いけないと余計思う。自分に足りないところが判らなければ違う方向に向かい
頑張ってしまう。昨日も子供たちと話してをしていて本当に感じさせられました。
自分で考えなければいけないことと、キチンとその方法や目的を教えてあげなければ
いけないことの違いを。
まだまだ、僕に足りない部分でもあるし週末にしか会えないことでコミニュケーションが
取りづらい状況でもある。
できれば、この日記にでも普段話せないことや、聞きたいことを書き込んでもらえるような
使い方ができればそれはそれで嬉しいのだが・・・・・。

話がなかなかうまくまとめられず、ダラダラとまた書き込んでしまったようだ。
いづれにしても僕は『な・か・ま』をこれからも大切にしていこうと思う。