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本当に大切なこと

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たくさん、たくさん涙流したら、

瞳に映る辛い想い出もいっしょに流れ落ちるかな?

そしたら、きっと

満天に輝く夜空が、綺麗に見えるようになるかな?
2007年10月06日
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カテゴリ:本のひととき
もともと、スポーツは失敗するようにルールが構成されています。
失敗を体罰でなくそうとするのは動物の調教と同じです。
失敗の原因を的確に判断し、根気よく説明しつづける心のゆとりが先生には求められます。

ついつい冷静さに欠ける感情的な文章になってしまいました。その点はお詫びします。
しかし、先生の行為が同僚の先生や保護者から黙認される、結局はスポーツ好きの生徒に
被害が及びますし、A中が強いチームであるが故に、今後、その体罰的指導を模倣する思慮のない指導者が出てくるとも限りません。

今回の試合も、GKへの体罰によってB中学校に勝ったのだと、体罰行為が高く評価されては困るからです。~(中略)~恐らく先生は体罰を受けた経験あるのだと思います。
しかし、自分の経験を他の人格を持った人間にも適用することは非常に危険です。
別の人格を持った生徒がその体罰をどのように受け止めるかはわかりません。体罰は毒薬です
少量でも死につながる場合もあります。これまで、バーンアウトやドロップ・アウト、極端な話ですが、死を迎えるようなことがなかったのなら、幸運としかいいようがありません。
是非とも、今一度、ご自分の教師観、指導観を見直していただき、体罰のない指導を是非とも、模索すべきだと思います。

体罰はエスカレートします。最悪の事態を招かないように、今日限り体罰を止める決断をしていただきたい、決断以外に方法はありません。少しだけならとか、この程度ならというのは、
再び,体罰指導に逆戻りします。体罰は絶対に行わないという決断は、先生ご自身のためでもあり、スポーツ好きの生徒のためでもあります。

■愛(教師愛)は暴力(体罰)を超えられない

前記の手紙には賛否両論があるでしょう。なかには、平手打ち程度なら平気と思う人もいるでしょうが、平手打ちでも後々まで残る衝撃となる人もいます。

高校時代の顧問教官から初めて平手打ちを受けて「自殺しようとした」と告白する学生もいます。人間は、一人ひとり別の人格ですから、体罰をさまざまに受け取るのは当然です。

その一方で、「顧問教官の体罰のおかげで私は成長した」と、体罰を是認するかのような発言する学生もいます。これは、過去に体罰を受けても今現在に満足していると、肯定的とも受け取れる発言になるのです。人間は過去を懐かしみ、美化する傾向があります。
自分の体験を美化することで過去を正当化したい気持ちはわかります。

しかし、体罰を受けた人にとっては、体罰を受けなかった場合と比較することは想像でしかできません。体罰を受けない場合にも、今の自分以上の可能性が開かれていたかもしれません。
ましてや、体罰によって決定的打撃を受けている人もいるにちがいありません。
繰り返しになりますが、人間は一人ひとり別の人格です。少数者の肯定的意見をもっても、
体罰は決して容認できません。なぜなら学校におけるスポーツ活動は、全て生徒に等しく開かれていることが原則だからです。

体罰を「愛」と錯覚し、ひたすら教師を信じている生徒は弱い存在です。
教師と生徒とは対等の立場にない以上、教師の側に厳格なる責任が求められます。
体罰は暴力です。それを指導法として用いるにはあまりにも危険が大きすぎ、ましてや体罰を用いなければ指導できないような教師は専門職として失格です。運動部活動において体罰を用いる教師は指導者としての無能さを現しています。

結論として、全知全能の神とは違う教師(人間)は、有効な可能性があっても、愛という美名の暴力を決して使ってはいけないのです。


以上は僕の心の中にいつも留めてきた指導者としての最低限の心得でした。

上記に記した原文は教師という指導者(プロフェショナル)の方でさえ陥りやすい過ちを戒めにしなければいけないことを、単にスポーツクラブの指導者(ある意味、教育者としては素人)に我々はもっと真剣に考えなければいけないと個人的に思っています。

どうか、今、世間を騒がせているような指導(体罰・リンチ)の行き過ぎが不幸を招くことがないように心から願っています。





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最終更新日  2007年10月07日 02時17分28秒
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