074756 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

本当に大切なこと

本当に大切なこと

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

ひとすじの流れ星

ひとすじの流れ星

カレンダー

お気に入りブログ

コメント新着

もみじ@ Re:凄く痛い!(07/01) 体調はいかがでしょうか? すっかり秋の気…
ひろどるふぃん@ Re:凄く痛い!(07/01) なんてこと!!救急車で運ばれたなんて。…
ひとすじの流れ星@ 朝のひととき 毎日の通勤ラッシュで、仕事する前にぐっ…
ひろどるふぃん@ Re:クリスマスの約束(12/26) あけましておめでとうございます。 今年も…
shiokaze_kaoru@ Re:明日、手術。(12/09) お久しぶりです。 私の母も、夏に同じよ…

サイド自由欄

たくさん、たくさん涙流したら、

瞳に映る辛い想い出もいっしょに流れ落ちるかな?

そしたら、きっと

満天に輝く夜空が、綺麗に見えるようになるかな?
2007年10月14日
XML
カテゴリ:本のひととき
今日は、本棚より何となく目に留まった一冊から・・・・

社主一家の権威を失墜させることによって、
その企業をほぼ手中にしたある人物をのことを、わたしはいま想起している。

彼は社業が困難な一時期を巧みに利用して、社主一家の愛顧を受けるようになった。
彼は自分に影を落としかねない幹部や顧問をすべて放逐した。

そういうときの彼はつねに苛酷で厳しく、容赦なかった。
どの人物のなかにも欠点を見つけだした。
無慈悲なやり方で人びとを告発するためには、けっして機会を逃さなかった。

何年にもわたって、彼の口から、ほめたり称えたりする言葉が発せられることはなかった。

こういうタイプの指導者は、初期においてかなり成功することが多い。
部下たちが彼に認めてもらおうとして懸命になるからである。
しかし、やがて、そのなかの賢明な者たち、有能な者たちは、
情況を悟って彼のもとを去っていく。

彼のもとに残るのは凡庸な者ばかりとなる。
こうして、しだいに、企業そのものが無能・凡庸のなかに落ち込むことになる。
これこそは、他者の価値を認めることを知らない者たちに共通の運命というべきである。
価値を生みえないという運命。

『他人をほめる人、けなす人』フランチェスコ・アルベローニ・作 大久保昭男・訳

絶対的な価値基準のない、今の世の中において自らが陥ることがないように注意したいと思う。
身近で起こる『人のふり見て、我がふり直せ』を感じます。。。。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年10月14日 21時24分42秒
コメント(0) | コメントを書く
[本のひととき] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X