2198763 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

猫と財布に優しい生活

猫と財布に優しい生活

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006年12月27日
XML
本日のお題は「ナノ粒子」。
1~100ナノメートル程度の、とてもとても小さな粒子です。
これがまぁ、実に子ネコに似ている!


子ネコって、予想もしないところに潜りこんじゃうでしょ。
うちの クーニャン も、保護したときは小さくて……
ケージの金網から鼻先出して、頭出して、ついには通り抜けちゃったし。
5インチベイに上半身を突っこんで、パソコンの中に入りかけたのを、後ろ脚をつかんで引きずりだしたこともあったし。

ナノ粒子も、めちゃくちゃ小さいから、ケージやパソコンはもちろん、肺胞壁や皮膚や血管、神経まで、入りこんだり通り抜けたりできるそうですよ。


それから、7kg の成ネコ 1匹と、700g の子ネコ 10匹とじゃ、ぜ~んぜん違いますよね。
総猫量はどちらも 7kg だけど、歯の数も爪の数もトイレの回数も 10倍違います。

ナノ粒子も同じ。
従来サイズに比べて、粒子の個数が多くて、表面積が大きい。
ナノ粒子って小麦粉の 1000分の1 ぐらいだから、小麦粉サイズの物質をナノサイズに分割すると、表面積が 1000倍になります。

化学反応とかはふつう物質の表面でおきますね。だから、表面積が 1000倍なら反応も 1000倍。
毒性のある物質だったら、その毒性も 1000倍ですって! コワ~

ひよこひよこひよこひよこひよこ

実は 銀のスプーン を買った直後に、「米環境保護局がナノ銀の規制に乗り出した」って報道があったもんですから。
銀つながりで。

今回は環境保護ってことのようですが、以前にも、ナノ物質の人体へのリスクについて警鐘を鳴らすニュース記事があって、気になっていたんです。
あらゆる物質について、ナノサイズでの生体への影響を究明する必要があると、書かれていました。

「小さい」ということが予想外の危険をもたらす可能性、確かにあると思います。
アスベストも、成分はそこらへんの土や石とかわらないのに、形状のために大変なことになったんじゃなかったっけ?

生体への影響が未解明なまま、ナノテク商品が氾濫。なんかコワイですよね……
「安全性の確認を!」って叫びたいけど……
たくさん動物実験をすることになるのがわかっているから、言えないよぉぉ。


潜りこんだままグーグー眠っていたナノ子猫 1000匹が、そのうち目を覚まして、あくびして、遊びだしたりして。
何十年も経ってから、アスベストみたいな問題が起きなきゃいいけど。ふぅ。


<参考サイト>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年08月25日 19時13分27秒
コメント(3) | コメントを書く
[★猫に優しい化学の勉強] カテゴリの最新記事


PR

サイド自由欄


© Rakuten Group, Inc.
X