テーマ:犬・ネコの健康(634)
カテゴリ:★猫に優しい化学の勉強
トンネル付きのドラム缶型ネコベッド。
たまたま行ったホームセンターで一目ぼれ。暖かそう。 中は広くないけど、 には“ほどよい狭さ”かも。 トンネル部分にはみ出して、身体を伸ばすこともできるし。 ちょっと高いけど、大幅ディスカウントされているし、買っちゃえ! クーニャン、ただいま。いいモノ買ってきたよ。ほら! ところが“ドラム缶”を前にして、なぜか引いちゃうクーニャン。 袋を開けているときは、ワクワク顔で待っていたのに。 反対側のトンネルから指をコショコショして誘っても・・・・・・ 躊躇しています。 段ボール箱だったら、ピョンと飛び込むのにな~。 それでも一応気になるらしく、クンクンと臭いを嗅いで、なにやら調査しています。 身体を捕まえて、入れてみたら・・・・・・ 脱兎のごとく、じゃなくて脱猫のごとく、逃げました! おっと、“ごとく”じゃなくて、脱猫そのものですね。 何回試しても、入れた瞬間に、別の開口部から脱猫ビュン! のニオイが染み込んだクッションを入れても、脱猫ビュン! 何がそんなにイヤなのかなぁ。 そういえば、昨年買ったフリースのベッドも、最初は激しく拒否されたのです。 入ろうとしない。抱いて入れても1秒で飛び出しちゃう。 完全にあきらめた頃になって、やっと使ってくれるようになりました。 それから、100円ショップで買った、フリースのクッションカバー。 クーのために買ったのに、これも嫌がりました。 抱いて乗せても、1秒で飛び降りちゃう。 もしかして、この子は、フリースが嫌い? (今ごろ気づく私) でも、人間ベッドの布団カバーはフリースでも嫌がらず、むしろ喜んでいます。 新品フリースがダメなんでしょうか? なにか特有のニオイでもあるのかな? 一応石油製品なわけだし、油臭いとか????? そこで、ネットで調べてみたところ・・・・・・ありました! フリースに限らず、新品の衣料や繊維製品が放散する化学物質。 ホルムアルデヒド!! 衣類のしわや縮みを防ぐのに、ホルムアルデヒドが使われることがあるそうです。 有害物質だから規制する法律もあるけど、対象は乳幼児用品と下着・靴下など。 人間のアウターでさえ規制の対象外なんだから、ペット用品に使われていても不思議はありません。 ホルムアルデヒドって、標本に使うホルマリンの気体版。 目や鼻にツーンとくるアレですね。 その刺激を感じたのなら、そりゃ脱猫ビュン!になるかも。 ごめんよ、とんだ“シックベッド”に押し込んじゃったんだね。 さて、原因の見当がついたところで、どうするか? 水洗いするのが一番らしいけど、「これを型崩れさせずに洗うのは難しい」とパパ。 ブロワという道具で、風をガーッと当てました。 クーニャン、もう 1回はいってごらん。どうかな。 まだ刺激があるのか、やっぱり出てきてしまいます。 でも、さっきのように脱猫ビュン!ではなく、のそのそ歩いて出てきました。 少しはマシになったようです。 もう一度、風をガーッ! するとクーニャン、おそるおそる中にはいって、クッションの上に座ったのです!! 念のために、バスルームに吊るして換気扇を回しながら、扇風機を強風モードで 4時間。 するとクーニャン、自分からドラム缶に入って、寝てしまいました。 しばらくしたらトンネルから出て、毛布の下へ。 やっぱりまだ少し気になるのかな? と思ったけど、毛布を持ち上げたら、上半身をドラム缶のトンネルに突っ込んでました(笑) 気に入ってくれたみたいです。 色柄も機能も気に入って買ったものです。使ってもらえそうで嬉しい♪ ペティオのこの商品です⇒ いろいろとよく考えて作ってあると思います。 店頭で、見本として袋から出ていたものがあったので、そっちを貰ってくればよかったかな。 袋入りのほうが清潔だと思っていたけど、これからはクーニャングッズはなるべく“むき出し”で売っているのを選ぶようにしようと思います。 ネットサーフィンしていると、高いベッドを買ったのに入ってくれないとか、クッションを買ったのに見向きもしないって泣いている飼い主さんが、ときどきいます。 もしかしたら、そういうのも・・・・・・かもしれませんね。 なお、実際に測定して検出したわけではありません。あくまでも推測ということで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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