|
カテゴリ:ライブ 全般
ディアナ・ヴィシニョーワのオーロラ姫にウラディーミル・マラーホフのデジレ王子、さらに上野水香のリラの精とまばゆいキャスト!
ヴィシニョーワは登場で、やわらかな雰囲気だしながら、飛び跳ねるようなジャンプで、かなりやんちゃなオーロラ姫に感じました。 ところがフィナーレではみごと落ち着いてロマンティックな王女さま。 テクニックに派手さはないけど、しかし着実にこなして、まるでお手本のように感じました。 個性がないとか悪い意味でなく、ああやっぱバレエは基礎が大事なんだなあと思わせる、抑制したなかに秘めた思いがあるという踊りに感じました。 マラーホフはもう風格ですね。安定した技とロマンティックな雰囲気が、ザ・クラシックバレエという感じでした。 あと、マラーホフのサポートはさすがですね!支えてる、回してあげてるという感じが全く無く、プリマがポーズに入ると自らも自然にサッとポジションに入り、踊りの流れを切らない。ヴィシニョーワにも上野水香にも全く同じで、すっごいなぁと感嘆してしまいました。 カラボスの高岸直樹、不遜だけど悪の権化というにはちょっと間が抜けてる感じのキャラがとてもいい。 上野水香のリラの精が圧迫すごいんですから!(笑)なんでカラボスの魔法を弱めるだけで打ち破れなかったんだろうというくらいでした。 主役二人がとても落ち着いた雰囲気だしているなか、シンデレラとフォーチュン王子の井脇幸江・木村和夫がとてもフレッシュで若々しさをアピールして、印象的でした! 平成21年1月10日 東京文化会館にて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年01月10日 21時43分33秒
コメント(0) | コメントを書く
[ライブ 全般] カテゴリの最新記事
|