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2010年05月02日
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カテゴリ:ライブ 全般

昔昔、へたくそなショパンのノクターン弾いて悦に入っていたことも思い出しながら(恥)、音楽三昧の始まりです。

 

171 9:45~10:30
モード・グラットン(チェンバロ)

J.S.バッハ  フーガの技法BWV1080よりコントラプンクトゥス6
J.S.バッハ  フランス風序曲 ロ短調 BWV831より序曲、クーラント、ガヴォット1、ガヴォット2、サラバント、ブーレ1、ブーレ2、ジグ、エコー
J.S.バッハ  イタリア風協奏曲 ヘ長調 BWV971

少年時代のショパンの原点を初っぱなに聞けたのですが、終わってみたら、配られたプログラムとまったく違う曲と曲順でした(笑)

最初の「フーガの技法」は私は初めて聞いたのですが、いわゆるバロックっぽくなく、モーツァルトのレクイエムのように感じました。フランス風序曲もモーツァルトっぽい。ミステリアスでわくわくするという印象も共通していました。でもやはりモーツァルトではないと共通して感じたのは、チェンバリストの弾き方表現もあるのでしょうが、一音一音がとてもはっきりしていて主張していることです。フレーズより、音の自己主張をとても感じました。とくに、左手のメロディに注意を傾けると、いままで右手と左手のアンサンブルのように思っていたバロック鍵盤演奏が、互いに自己主張してぶつかりあうことで、その中から融合の美がうまれるのかぁ、という新たな発見です。

イタリア風協奏曲はいわゆる私のなかでの典型的なバロック演奏で、とても楽しく聞けました。

 

122 12:00~12:45
アンリ・ドマルケット(チェロ)
ブリジット・エンゲラー(ピアノ)

ショパン ノクターン 変ホ長調 op.9-2(チェロ・ピアノ版)
ショパン チェロ・ソナタ  ト短調 op.65 第1楽章アレグロ、第2楽章スケルツォ、第3楽章ラルゴ、第4楽章アレグロ
ショパン 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 op.3

このデュオはすばらしかった!
ショパンのあふれる情熱は、チェロの甘く切ない音色に実にマッチします。

サロン風の演奏がまたよかった。ピアノとチェロで交互に主メロディ奏でながら、両方でアピールして、でも戦いではなく見事なバランスの音楽となるのは、やはりドマルケットとエンゲラーというベテランの力量なのだと思います。

チェロ・ソナタは初めて聞きました。ショパンのエッセンス盛り沢山のすばらしい曲です。そしてピアノも単なる伴奏の役割でないというところがやはりショパンなのですね

さすが、イベントの常連どうし、これこそ「ラ・フォル・ジュルネ」という演奏です。

 


B1F展示ホール 13:00~13:20
3人のピアニストとマルチ映像が織りなす、新たなるショパン体験

ワルシャワ市広報局が開催。ワルシャワの街の映像を画面で流しながらショパンの有名曲を3人でジャズセッション風に演奏する、ちょっとしたPVイメージのとてもおしゃれなイベントです。とくにピアノ協奏曲第1番やマズルカ二長調に乗せての画像や演奏がよかった、演奏時間がうまくあえば、何回でも来てしまいそうです。

 


174 14:15~15:00
アダム・ラルーム(ピアノ)
モーツァルト ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
シューマン 子供の情景 op.15
ショパン 即興曲第3番 変ト長調 op.51
ショパン スケルツォ第1番 ロ短調 op.20

昨年9月にクララ・ハスキル・コンクールで優勝し、なおハンブルクで研鑽している若手有望株とのこと。
やさしさあふれる音色で、シューマンは本当にすばらしかった。
モーツァルトは普通。ショパンの即興曲はシューマンからつながってよかったですが、スケルツォは、主部に中間部とのギャップをあまり感じず、わたし的には、沸き起こる慟哭のような激しい感じがいまいち物足りなかった。
数年後に期待です。

あさっても聞くので、また別な面をさぐりたいです。

 

115 19:30~21:30
メンデルスゾーン  オラトリオ「パウロ」op.36

ソフィー・グラフ(ソプラノ)
ヴァレリー・ボナール(アルト)
クリストフ・アインホルン(テノール)
ピーター・ハーヴェイ(バリトン)
ローザンヌ声楽アンサンブル
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ミシェル・コルボ(指揮)

5000人収容のホールでの声楽演奏にとまどいながらも、レア演目のコルボ指揮という誘惑で早々にチケットとりました。
1幕はかなり宗教音楽ぽいですが、2幕は非常に劇的です。
そして最初は広い会場に散漫してるように感じた音や声も、時間が経つにつれまったく普通に感じてきました。
フォルテを多用しているわけではないのに、やはり経験を積んだコルボの為せる業なのでしょうか!すばらしい演奏でした。

控えめな中にビームのように織りなされるシンフォニアや合唱の響きに圧巻です。
またシンフォニア・ヴァルソヴィアの、声楽を後押しして出しゃばらず、それでいてきちんと印象が残る演奏は感銘しました。
歌手は場面の多いソプラノのソフィー・グラフが澄んだ響き渡る美しい声で印象的でした。

でも・・2時間は少々疲れた!


今日は、いわゆるショパンからはふつうイメージしないことを知ることができました。






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Last updated  2010年05月02日 23時06分37秒
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