201495 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

たくHAUSES

たくHAUSES

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Profile

taqkk

taqkk

Comments

taqk@ Re:リゴレット(09/15) Sheva-さん ヌッチ、良く今回も歌いに来て…
Sheva-@ リゴレット 楽日だったんですね。いや~すごかったん…
taqk@ Re:イギリスっぽく(09/08) Shevaさん 無粋な拍手と通路挟んだ夫婦の…
Sheva@ イギリスっぽく お疲れさまです!イギリスっぽく感じたの…
taqk@ Re:お疲れ様です!(10/28) Sheva-さん よかったですね~~~~~~ …

Favorite Blog

11/9 トン・コープマ… Verdiさんさん

東京アカデミッシェ… Sheva-さん

日生劇場「連隊の娘… KUROうさぎさん

本日ハ晴天ナリ PENGUIN☆さん
お手軽☆☆☆スイーツ Dr.Sweetさん
2010年05月03日
XML
カテゴリ:ライブ 全般

今日は私の好きなバラードやスケルツォ、それに前奏曲もあって、ますます心弾みます!


243 13:00~13:45

マリア・ケオハネ(ソプラノ)
リチェルカール・コンソート
フィリップ・ピエルロ(指揮)

ヘンデル オペラ「フェラモンド」HWV39より ふたつの風に翻弄され
ヘンデル オペラ「アルチーナ」HWV34より ああ私の心よ
ヘンデル オラトリオ「復活」HWV47より序曲
ヘンデル オラトリオ「テオドーラ」HWV68より わが嘆きの暗闇で
ヘンデル オペラ「ジュリオ・チェーザレ」HWV17より 嵐の海で難破した小舟は
ヘンデル オペラ「アグリッピーナ」HWV6より 胸さわぎが私を苦しめる
ヘンデル オラトリオ「メサイア」HWV56より シオンの娘たちよ、大いに喜べ
ヘンデル オペラ「リナルド」HWV7より 涙の流れるままに(私を泣かせてください)

 

古楽アンサンブルでのヘンデルオペラアリアづくしなんて、なんて贅沢!おまけに超がつく、すばらしい歌声と演奏でした!

 

1階6列目という、ふだんのコンサートでは字幕が見にくい場所でも、声も楽器も波長がそのまま伝わってくる、非常にラッキーな場所で、なかなか聞けないバロックオペラものを堪能しました。言うことなしです。

 

ケオハネは明るくいかにもバロック向きのソプラノで、超難度コロラトゥーラからしっとり聞かせるところまで、存分に聞かせてくれます。
最初から飛ばす飛ばす!

 

とくに最後、メサイアでこれでもかのテクニックきかせたあと、至上の天国のようなリナルドに、わたしは酔いしれました。

 

またぜひ聞きたい歌手です。

 

昨日もそうでしたが、なかなか聞けない実力派アンサンブルを惜し気もなく聞けて、こちらの面も大満足です。

 

 

 


267 19:00~19:45
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)

ショパン バラード第4番ヘ短調 op.52
ショパン スケルツォ第1番ロ短調 op.20
ショパン スケルツォ第2番変ロ短調 op.31
ショパン スケルツォ第3番嬰ハ短調 op.39
リスト メフィスト・ワルツ第1番

 

こういうバラードやスケルツォが聞きたかったんだよぉ~という演奏。わたしがショパンの、とくにバラードやスケルツォに求める、慟哭、自己陶酔、放心、そしてそれを包む甘さすべてが満たされていました、大満足です。

 

バラードもそうですが、スケルツォは第1主題の激しさ、第2主題の甘美さ、中間部の押さえた中のむなしさやるせなさ、そしてそれを包む優美と言うことなしです。

 

私はショパンのスローな部分は、単にフォルテで思い切って発散させるというより、自己制御で抑圧して思いをこめていくという、知的な律し方にけっこう惹かれてしまうのですが、でも激しさを感じないのも困るというわがままもので、そんな欲求に見事に答えてくれる感じです。

 

2008年にルービンシュタイン・コンクールで3位になったまだ23歳!今はあふれだす感情をそのまま表現していますが、だんだん律し方を得て、それでますます複雑な感情を表していくような気がします。

 

メフィスト・ワルツも起伏がとても心地よかった。

ブラヴァと声を出してしまい、帰りぎわにサインまでいただいてしまいました。
近くで接すると、屈託ない笑顔がとても素敵な普通の女の子ですが、演奏直前はサーッと集中して世界に入っていきます。弾いているときの表情がアルゲリッチに似ているなぁと感じました。

 

 

 


227 21:45~22:45

ショパン ピアノ・ソロ作品全曲演奏 第9部
ショパン 「ヘクサメロン」変奏曲 ホ長調 KK2b-2
ショパン ワルツ 変イ長調op.34-1「華麗なる円舞曲」
(以上ピアノ アブデル・ラーマン・エル=バシャ)

ショパン ワルツ へ短調op.34-2「華麗なる円舞曲」
ショパン ワルツ へ長調op.34-3「華麗なる円舞曲」
(以上ピアノ 児玉桃)

ショパン バラード第2番  へ長調 op.38
ショパン 24の前奏曲 op.28
(以上ピアノ フィリップ・ジュジアーノ)

 

前奏曲を順番にすべて聞いたのは初めてです。調が半音ずつあがっていくわけですが、一つ調が違うだけで、本当にイメージが変わります。
ジュジアーノはまさに端正で感情を制御した、見事なショパンです、すばらしかった!
遅い時間ですが、聞き入りました。

 

感情の起伏を律することでかえって思いが伝わる。相反するようですが、これが心地よく訴えかけるのですね~。

 

 

ということで、今日はショパンのメインどころを堪能できました!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010年05月04日 01時01分47秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X