タマラ・ロホ目的でしたが、スティーヴン・マックレーにも見事にやられてしまいました
マックレーのヴァリエーション部分はテンポアップしても、本人全くモノともせずこなすのですから、すごいです。
さわやかで若さ溌剌、というより、スピードとキレの良さにどんどん引き込まれる感じ。その個性で、陽気さにヤンチャなスパイス加えた感じで、バジルを見事に表現していました。
グラン・パ・ド・ドゥの空中2回転連続はすごかった!
ロホは期待どおり。最近YouTubeでちょこちょこ見ていましたが・・
やっぱ生はすばらしい。
「タマラ・ロホ(がキトリ)のドン・キホーテ」で、日曜とはいえ会場大入り満員にするのですからたいしたものです。
しかも拍手喝采の大きさがすごかった。
手放しトウ立ちも、3回転と2回転が入りすぎていったい何回回っているかわからなくなるグランフェッテも、いつもは凄いだけが、今日はバジルがスピーディーでヤンチャ感だしてるせいか、すこぶる余裕に感じます。
単にキャンキャンしてるだけでない、大人の色香を感じた、ロホのキトリでした。
ガマーシュもロレンツォもサンチョ・パンサもマイムだけでなく、陽気な踊りですこぶる楽しかった。
ドリアードの女王も優雅でよかった。
まわりの日本人ダンサーがみんないい!楽しく踊っているのがホントいいです。
鳴り止まないアンコール拍手がみんなの満足度の表れです。
キトリ/ドゥルシネア姫 タマラ・ロホ
バジル スティーブン・マックレー
ドン・キホーテ 高岸直樹
サンチョ・パンサ 高橋竜太
ガマーシュ 松下裕次
メルセデス 奈良春夏
エスパーダ 木村和夫
ロレンツォ 永田雄大
第1幕
2人のキトリの友人:佐伯知香、吉川留衣
闘牛士:長瀬直義、宮本祐宜、柄本弾、梅澤紘貴、森川茉央、安田峻介、杉山優一、松野乃知
若いジプシーの娘:吉岡美佳
ドリアードの女王:渡辺理恵
3人のドリアード:西村真由美、矢島まい、川島麻実子
4人のドリアード:森志織、村上美香、岸本夏未、阪井麻美
キューピッド:高村順子
【第2幕】
ヴァリエーション1:吉川留衣
ヴァリエーション2:佐伯知香
指揮 ポール・コネリー
演奏 東京フィルハーモニー交響楽団
第1幕 15:00 - 16:15
休憩 25分
第2幕 16:40 - 17:30
2012(平成24)年7月29日
東京文化会館大ホールにて
そしてイイ舞台に接した後は・・
おいしいワインとチーズです。
イギリスフェアで勧められた、チュダー ヴレッジ シュン クープ。甘みのあるチュダーがフルーティーな白にとてもあいます!