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カテゴリ:食道楽
この年になると、麺類の旨さが恋しくなることが多い。
ステーキやイタリアンなどを食べるときは、少し覚悟がいる。 ラーメンもそういうときがある。いつもではないけれども。 関東で不利なのは、強固なそば文化圏であること。 うどん好きは、程度が劣後するといわんばかりである。 うどんの株は、議決権なし劣後株みたいなあつかいに甘んじている。 うどんなら、讃岐うどんと味噌煮込みうどんに尽きると思う。 こんぴらさんとおいせさんみたいな組み合わせだ。 夏に約一週間のさぬきのうどんツアーに参加したときの感想を引っ張り出してきました。 「山越うどん」は旨くなかった。 "かまたまやま"のメニュー。大将の愛想はよい。 すいていたので大将にいわれるまま、前半冷やだし、後半熱々だしで食べたが最高の味ではなかった。 うどんが妙に白い。2度とも同じ感想に終始した、残念。 場所は、国道32号新羽床口を南方。 加ト吉工場を過ぎて羽床上の交差点右折極近く。住所は綾上町羽床上602-2 結局、ぼくには「宮武うどん」の"ひやあつ小"が旨かった。 こんなにくろい麺を客にだすのかと感じた。 小サイズのみが、うどんとだしの量のバランスがよく、絶品だ。 言い方を変えれば、だしが少ないので大だとうどんの冷やがかち過ぎて、冷や熱つにならない。 もんくあるのか、もんくありません。どうか食べさせてください。 大量に食べられるなら、それを2つとか3つ頼むべし。一杯200円強ですからそれでも安い。 かまずにのみこめる客は半分ていど。 大将の視線は、客ののどに注がれる。 大将の料金計算が超人的に速い。芸の域になっている。 満濃町公文交差点の近く県道47号沿い。住所は琴平町上櫛梨1050-3 山越、宮武とも土曜は異様に人が並ぶため、朝9時前には行かないと法外に時間が盗られます。 「山下うどん」は、店じまいが遅いので、うまい店なのにチャンスロスがない。 "ぶっかけ"はあきた。 熱いうどんで腰がへたらない。ので、"かけうどん"は日本一。 "カレーうどん"が今回の大発見だった。 公文を過ぎた与北交差点手前。住所は善通寺市与北町宮の前1015 山越、宮武は朝が早いが、売り切れ次第閉店。山下は夜が遅い。山越は日曜休み、他は開店。 「長田うどん」は前回いったが、今回はいけず。 タイミング性がつよく、それゆえ同業他社が手を出しにくい"釜あげ"専門店。 地元タクシーの運転手の人気を、宮武と二分する最強店舗だ。 専門書「恐るべきさぬきうどん」に出てくる"まんのうトライアングル"の一角をなす。 住所は満濃町吉野1290-1 たべたくなった。 つまらないことをいいます。 人間には2種類しかないのをご存知ですか?。(笑) 本場のうどんを、かまずにのみこめて”こし”がわかる人種と、そうでない人種です。 それなりの修行はいりますが、みんなにこしを味わえる様になってもらいたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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