今月のある日、記者会見を行ないました。広報部隊のお付きで、立ち会いました。
新聞記者が約20人くらいとささやかなものでして、TVカメラも2台だけでした。カメラマンがいかに偉いかわかりましたね。
あごひとつで、ひな壇の両社社長は、何度も握手のシーンを取り直しさせられ、おまけに笑顔を崩すわけに行かず、部下はどうすることも出来ません。社長様には困ったものですが、サラリーマンとしては楽しい経験でした。
翌朝刊に全国紙・業界紙あわせて7紙が掲載しました。質疑応答作成責任者として、どきどきして会場に居ました。日経新聞の記者が鋭く突っ込んだ以外はとりわけ困った質問はありませんでした。社長が答え、何の問題もありませんでした。
期待した株価への効果ですが、生憎の地合の悪さ(のせいにしよう)であり、下がらないことがせめてもの慰めの状況です。
テレビは6チャンネル(TBS)と12チャンネル(TVTokyo)の2社でした。前者なら夜は筑紫哲也、朝ならみのもんた、後者ならワールドビジネスサテライトを期待したのですが、放映されませんでした。
売上1兆円超企業のM&Aでも、最近はよほど話題性がないとTV放映はされません。少し前ですがGMによる鈴木自動車株売却や、最近だと日産が売上トップ10に1車種も入らなかったなどの話題が優先です。
やれやれ、これで一息ですね。あとは正式契約に持ち込まないといけません。明日はデューデリジェンス(法務・財務・環境実査)の方法と予定を専門会計士に伺いに行きます。