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2006.07.08
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 点と線とならんで、現在に通づるほどの斬新なキャッチフレーズです。いわずと知れた松本清張氏作品です。最近では黒皮の手帳がテレビドラマになりましたので思い出しました。
 浜田山の氏の邸宅の近くに住んでいたことがあります。京王井の頭線浜田山駅の近くで、いかにも文人のお屋敷だったことを記憶しています。
 北九州は小倉の小さな地方紙の記者で腕を磨いた、氏は売れる本つくりの名人でありました。流行作家ですね。昨日みたDVDは、白黒でしたが、画質がよく、照明、キャメラの腕のよさがひかります。
 
 山田洋次氏が橋本忍氏と共同脚本です。この原作者、脚本家、監督のチームはこの作品の13年のち、僕が昭和の名作と崇める「砂の器」で、・・・これは別の機会にとっておきます。
 テレビコマーシャルの撮影に同席した折、照明という仕事の大切さに感銘を受けたことを思い出しました。専門用語はわかりませんが、半紙状のマスクを照明具に重ねて、陰影のひだを幾重にも、時間をかけて作ります。俳優は気長にカメリハに付き合います。

匠の視点

 重厚な作品は時代を超えて、光ります。
 今日はナイトシアターに4人で行きます。ごく最近開館したばかりの、シネコンなので椅子がゆったりです。


CC:野村芳太郎は松本清張ものを得意とした監督で、’74年には名作「砂の器」を生んでいます。
脚本は黒澤明の作品でも「羅生門」「七人の侍」などで知られる名手、橋本忍。
橋本の脚本は、「ゼロの焦点」でもずば抜けており、複雑な推理小説を回想場面を巧妙に交差させて観客をドラマに引きずり込んでいきます。
特にラストの断崖でのシーンは原作に無かったもので、橋本の創作です。さすがは「羅生門」の脚本家です。原作の主人公の推理を一歩ひねって新たな推理を展開させたのでした。

川又 昴のカメラも良く、暗い北陸の垂れこめた空とうねる日本海、能登の断崖を背景に暗い過去を背負った人間の業を捉えています。
それに芥川也寸志の重い音楽が随所で効果を上げています。

主演の人妻に久我美子、社長夫人に高千穂ひづる、金沢の内縁の妻に有馬稲子という配役で、3人とも好演です。特に高千穂ひづるの鬼気迫った演技が光っていました。

割と地味な作品なので目立ちませんが、ビデオ屋さんにあります。未見の方は是非ご覧下さい。





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Last updated  2006.07.08 06:34:30
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