タランチュラ

テレビを捨てたと、前にブログに書いて数ヶ月経過した。　（参考過去ブログ）



それについて、たった一人だけ質問してきた親友がいる。


親友は「テレビを捨ててどんな効果があったのか聞きたい」と電話してきた。



私は

「ぷっ！そんな事を聞いてくるのはやっぱりこいつ（親友）しかいない」

と心の中で笑った。




はたまた親友は、

私がテレビを捨てたと聞いて

「ぷっ！そんな大胆な事するのは周りにはリリちゃんくらいしかいない」


と思っていたそうだ。



親友は私より、はるか昔からテレビを見ない。

野球とサッカー観戦が好きなので、有名な試合がある時だけ、つけて見ている。

子供にも見せていない。






友達にはこう話した



「メリットしかないよ。デメリットはまずない。


BGMのようにダラダラとテレビが流れてないから、すっきりして良い。


子供の会話も聞こえやすい。


今でも子供が好きな番組はパソコンで録画して見せている。


でもリアルタイムでみせなくて良いので、その時間にやらなければならない事を先にやらせる事が出来る。


パソコン録画は見て終わったらすぐ消すから、ダラダラとテレビを眺めている事がない。

時間の節約が出来る。


何より、１番良い事はテレビが無くなったので、図書館で本を借りてきて常にリビングに無造作に置くようにした。


読めと言わず、子供の目線に置いておく。

興味を示せば勝手に読んでいる。






まず花梨が興味を示し、




その後　厳吉も自然と読み出す。





そしたら、本を読む時間が増えた。





もちろん私も読んであげるが、花梨が厳吉に読んであげているのが増えた。




姉弟で前から仲が良いけど、もっと仲良く遊ぶようになった」





親友は「私も捨てようかな」と呟いた。







もともと自分がテレビを見る時間がなくなったのが事の発端なんだけど、

なぜこんなにきっぱり捨てちまったかと言うと。





要は「習慣付け」を子供にしたかった。




私が子供の頃（中学生位）、父に

「勉強が嫌なら本だけでも読んでおけ。本ならいくらでも読め」と再三言われていた。




が、私は勉強も本を読む事もしなかった。





そもそも、それが将来大人になって、どんな風に役立つのか、当時の私は　わからなかった（私だけかもしれないが）








ここ数年。

短いまだ5年間の子育てをしてみて、まず感じた事は。




子育ての基本は習慣付け　　なのだ。








ご飯は座って食べる事も


箸を使って食べる事も


歯を磨く事も


親や先生、大人の言う事を聞くのも


学校で授業は座って先生の話を聞く事も


チャイルドシートに座る事も




習慣付けをさせてないから、最後に「この子は親の言う事を聞かない」と

子供に責任転嫁をしてしまうんだ。




習慣付けをさせてないから、いざ無理にさせると子供がしんどくなる。

当たり前のように生活の一部にしてあげていれば、親も子供も楽だ。

（気が付いている人も沢山いると思うけど）





ただね。

習慣を付けさせるまでは、親は相当しんどいよ。




途中で「これくらいは大目にみようか」と、心が折れる時もある。

「今、親の私の目の前だけだから、見過ごそうか」と思う事もシバシバ。

今、忙しいから言い聞かせを止めようか、と思う事もシバシバ。





わからせる為には、平気で1～2時間のトキが経過するし。

当たり前になってくれるまでは、数ヶ月かかる内容もある。






でも、いつもそこで

「ダメだ。ここで私が見過ごしたら、私も子供も苦労する」と言い聞かせる。




子供の恥は、私の恥である。




と・・・・まぁ・・・・こういう話はいつも親友としている。







テレビ排除から、段々と話がそれてきたが。



結局は、本を読む習慣や、落ち着いて何か物事に取り組む習慣をつけさせたいのである。

吉と出るか凶と出るか・・・楽しみである。