タランチュラ

私は34才の時に第一子、

36才で第二子を産んだ。

現在39才だ。





よく「子育ては若いうちに」と聞く。





38才で初産だった親友にこんな質問をされた。


「遅い出産で、何か辛いなと思う事や困った事はあった？」と聞かれた。



私は


「特にないよ。これで不妊なら後悔したんだろけど。すんなり出来たしね。

若いうちに産んでないから、比べようがないから正直なところわからないね。

夜泣きとか疲れたけど、若くても夜泣きは疲れるよね。


私は逆に遅くて良かったと思っているんだ




34才で親になってみたけど、まだまだ自分は甘いと思ったし。

これが20代で産んでいたら、私の青春を返してくれって嘆いていたかもしれない




それにサラリーマンなら遅い出産の方が、収入も少しは安定してくる頃だしいいんじゃない？



若ければ勢いも体力もあるし、子供が成長したら自分も若いうちから、

時間の余裕がもてるじゃん。

だから子育ては若いうちに、なんて言うのかな？

体力のあるうちにって事なんだろうね。

でもさぁ～　たかだか39才ぐらいで、体力が落ちたなんて感じないよ。



子供が成長してやれやれ何て言える時期は、どんなに早くても40代でしょ。

ならば私は若い20代を好きなように生きたから後悔はないしね」


と、持論を延べた。





最近、子供達が少し大きくなってきたので、外で遊ぶ事が多くなった。


イトコから自転車をお下がりでもらった。






必死でついてあげて教えるが、結構疲れる





なんで足を前に漕ぐ事が出来ないのかイライラしてくる




そんな時は若いもんに任せる



花梨が厳吉に教えている（若過ぎ？）





花梨に教えてもらった方が厳吉もグングン上達する。






私はベンチに座り

「花梨は教えるの上手だね」

「花梨が教える方が厳吉がのびるよ」と褒めちぎってエールを送る。




花梨はますます教えてあげている。





持つべきものは「一姫」だわ．．．．．．なんて一人納得しながら、二人の姿に目を細める






今度は厳吉はブランコに乗りたいと言い出した。





厳吉の背中を押してやり、楽しそうにしている。


久々に私の下手な絵が登場です。




厳吉は



と言う。




「よーし！ママも乗っちゃおうかな」と言い久々のブランコに私もはしゃいだ。






きゃははは。楽しいね。


















数分後。

私はブランコを降りた。




























厳吉が活発に遊びたい盛りの10才ぐらいまで、 あと7年。

もつかしら・・・・？？？






そーだ！

友達に言わなきゃ。





高齢出産で辛い事や困った事がやっぱりあったって、言わなきゃ！！


三半規管がやられて、ブランコ乗れないよって教えてあげなきゃ