おこずかいカメラ
今月のカメラ雑誌に連動して書いているわけではありませんが・・・雑誌の企画は、それなりに高価なおこずかいカメラですが、私のは、お昼御飯のおつりで買える、「おつりカメラ」です。コダックの10年前コンデジ、DC280Jを300円で入手しました。コダックのイメージセンサを使っている、オリンパスのE500やE300、キヤノンのEOS D2000、ニコンマウントのDCS PROなんかはお昼御飯のお釣りでは絶対に買えませんが、これなら買えます ^^vこのカメラは、ちょうどD1と同じ世代のカメラです。さすがに10年前の機種なので、今どきのコンデジと比べるまでもなくでかいし、重い・・・。なぜカメラを買うのですか?そこにカメラがあるからだ!思わず、納得しちゃいました^^ちなみに、長野オリンピックのときには、コダックがオフィシャルスポンサーだったこともあって、DC210だったかな? デジカメで各会場の入場許可証の写真を撮っていました。外観は、普通に使われていたもののよう。ジャンク箱に入れられて、若干のあたり傷ができているものの、破損しているようなところはなさそうです。液晶や光学系には傷はありません。カードスロットを見ると、8MBのコンパクトフラッシュが入っています。電池はさすがに入っていませんが、液漏れのあともなく、何となく動きそうな予感 ^^エネループ4本セットと一緒に購入しました。ちなみに、エネループ1本でほぼこのカメラ1台・・・ (ーー;エネループ電池が、ほぼランチ2回分というのは内緒です・・・。電池の充電回数の寿命を考えれば、壊れるまでは使えそうかな・・・。電池を入れて、動作チェック。メモリーカードの中身を確認。あ、何か入ってる!撮影日時は1999年7月7日・・・。日付を合わせないと1999年5月31日になるので、以前使用されたのは新品購入時か、電池を入れてから2か月経過していたか、のどちらかでしょう。このカメラはどこかの公共施設で使用されていたもののようです。ファームウェアはV1.01で、総撮影枚数は860枚程度です。まあまあ、外観と差はなく、普通に使われていたような印象です。画像は肖像権などの個人情報にあたるので、メモリーカードは当然、フォーマットしました。使い心地は、特に可もなく、不可もなく・・・。プログラムAEしか露出制御はないし露出補正はできるものの、メニューから呼び出しでちょっと手間がかかる・・・。VIVITARというか、ほとんどのコンデジと同じ。通常撮影では、初期状態ではライブビューにはならず、光学ファインダーでフレーミング。丸いボタンを押すと、ライブビューが表示されます。電池の消費を抑えるためなのでしょうね。ズームは35mm換算で30mm~60mm、さらにデジタルズームが3倍なので、最大180mm相当になります。この頃のコンデジがほとんど38mm~だったので、ちょっと広角よりなのはコダックのこだわりでしょう。マクロモードは、光学ファインダーがあてにならないのでライブビューになります。ズームは固定になるし、液晶の視野角が狭いので、コントラスト調整をこまめにしないと、見えなくなります・・・。シャッターのレスポンスは、この頃のコンデジとしては普通なのかな?マッタリとしているものの、気になるほど遅いとは感じません。ストロボはかなり精度よく調光がきいています。廉価コンデジのように至近距離でまっ白、なんてことはないようです。レンズキャップをはめたまま電源を入れると、ポロっとキャップが外れます。これはなかなか良いなあ ^^キャップを外し忘れて真っ黒・・・な~んて、フィルム時代にたまにやらかしていましたから(^^ゞさすがに8MBでは、最高画質で12枚程度しか撮れないので、手持ちの128MBを使うことに。これでおよそ200枚撮れます。1GBや2GBのメモリも認識して、ちゃんと撮影できました。200枚も撮れれば、エネループ電池がほぼ空になると思うので、良しとしましょう。200万画素で、デジイチやフィルムと同じ2:3の縦横比だし。まだまだ、十分現役で使えそうです。DC280J 試し撮り。EOSを撮ると、雑誌の連動企画みたい ^^ゞマクロモードでストロボ発光ホワイトバランスは自動。縦回転とリサイズのみ。まあまあ、普通な写りです。画面半分を占めるカメラが黒いため、やや強めに光っています。屋外の試し撮りは・・・コダックブルーのさえる、青空になってほしいのですが、今日は曇り空、明日は雨降りのようなので・・・。今週末には晴れるかな?Canon EOS 30DEF-S 18-55mm F3.5-5,6 ISKodak DC280J