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tartaros  ―タルタロス―

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こうず2608

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2008.05.05
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カテゴリ:与太話
寮に帰って来た。

また今日から不味い飯か……('A`)
もちろん食事について頭を抱えずに済む分、一人暮らしの連中よりは遥かに恵まれているんだけど。




ところで、帰りにキャッチ(?)に捕まった。

仙台駅東口でバスから降りた後、ヨドバシカメラ仙台店前で30代半ば程の小太りの男が

「アンケートに答えてくれる?」

と。
話を聞くと、その男は映画の関連会社の人間で、アンケートはどうも映画に関するものらしい。
一通りアンケートを受けた後、映画館で使える回数券のような物を渡された。
一枚6000円(←高いよ)。一人2枚もらえるらしい。
買ってもいいかな、と思って男に1万円渡した後、

「お金ないならATMで下ろしても大丈夫だよ」

の言葉にノセられて、いったんはコンビニATMに赴いた俺だったのだが、ATMに向かった瞬間にふとこれはキャッチセールスでは……?」という考えが浮かんできた。
まっとうな会社がこんな奇妙な行動を、それも路上で行うものだろうか?



それに回数券は使わないならクーリングオフ可能だという話だったが、その要項を欠いた紙には

「券が極端に汚れている場合にはクーリングオフに応じることができません」




でね。

その回数券を見たらね。




何かすごい汚れてんのよ。


明らかに「使いまわしてます」感が全開。
さては、この汚損状況を盾にしてクーリングオフに応じないつもりかと判断した俺の被害妄想気味の思考は、即座に男に関する不信感を蓄積していく。
さらに言うならその回数券、「これまでのキャンペーンで上映された映画」のタイトルが紹介されていたんだが、

「ウミザル」

「あづみ」


などと、微妙に間違った形でタイトルが記載されている。
本当に映画の関連会社が発行しているにしては、あまりにも杜撰な仕事だ。



この辺りで、俺の男に対する不信感は頂点まで達してしまった。


そこでコンビニを出た後(ATMが俺の預けてる銀行に対応してなかった)、「今すぐキャンセルってできますか?」「キャンセルは必ずクーリングオフの形式でやらなきゃいけないんですか?」などと質問してみたが、男は何度同じ質問をしても「だからね、この券はね……」と、その回数券の利点、いかに特典の多いものであるか、そのシステムを繰り返し説明するばかり。
「住所や電話番号などの個人情報は扱わない」とも言っていたが、回数券を買った後で改めてそれらの情報を収集するという可能性も十分考えられる。

そのうち「君、僕の話よく聞いてなかったでしょ?」「僕も仕事だから、早く次の場所に行かなきゃいけないんだよ」と、次第にこちらを小馬鹿にしたような態度を取り始めた。


……うん。
まあ、実際、話の進行が速くて理解が追いついてなかったんだけどさ。



それでも繰り返し「今すぐキャンセルってできますか?」「キャンセルは必ずクーリングオフの形式でやらなきゃいけないんですか?」の二つの質問をイラつきながらもし続けたのだが、やはり男は回数券の利点を説明するばかりで、一向に二者の会話は噛み合わない。

男の顔からは、段々と当初浮かべていた笑みが消えかかって来た。
苛立ちを覚えているのだというのがはっきりと読み取る事ができた。
一方の俺はといえば、苛立ちながらも妙に冷静だったと思う。
何とか、この男が悪徳商法を行う人間だという確信を得て、さっさと帰りたかった。


それからまたしばらく進展のみられない問答が繰り返された挙句。

「つまり君が言いたいのはこういう事でしょ?」

ついに我慢の限界に達してしまったらしい男は、自分の財布から1万円札を抜き出して俺に渡して来たではないか(冒頭で渡した1万円を思い出してください)。


……が、その後が問題だった。


男「君って本当に人の話を聞かないね。こっちが一生懸命説明してるのに自分の質問ばかりして、こっちの説明には返事しない」

俺「それはどうすれば良いか考えてたからですよ……」

男「そういうの屁理屈っていうんだよ? 君ってまさにそういう顔してるから」

俺「顔ってどういう事っすか!」

男「いい? こっちは仕事でやってるんだよ。それなのに君は……」云々。

俺「はいはい……」(←小声で)





スーパー説教タイム!






いや、まがりなりにも「仕事でやってる」って言うんなら、自分で選んだ客に対して逆ギレしないでくれ。

つか、何で俺が悪い事したみたいな流れになってんだよwwwwwwwwwwww



そして一通り言いたい事を言い終わった男は、駅に向かって歩き出した。
あーあ、やっと終わった。










そう言う訳で。

商売的にはこちらの勝ち、口論的にはあっちの勝ちという引き分けの結果に終わりました。
最終的に帰っては来たものの最初に1万円渡しちゃったし、あやうく騙されるところだったぜ……。



そうそう、個人情報は自分の名字しか教えてないんだけど、これって大丈夫……だよね?







 
―――――――


追記


昔、実家に怪しげな教材の訪問販売のセールスマンが来た時も、母が質問攻めにしたらいきなりキレて帰って行きました。
こういうのは悪徳業者共通の特徴のようなものなのだろうか。













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Last updated  2008.05.05 15:50:50
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