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カテゴリ:与太話
よく、漫画だとかアニメだとかで
「俺は、俺の正義を貫く!」 とか、大真面目に叫んじゃってる主人公を度々において見かける気がします。 しかし、その「正義」なる思想やそれに基づく彼の行動が、一歩間違えば「独善」でしか無いという事に、彼は果たして気づいているのでしょうか? 「正義の反対はまた別の正義だ」という言葉もまるでお題目のように方々で繰り返されていますが、であるならば、個人が有する「正義」というモノは誰かにとっての「独善」というように解釈されかねない危険を孕んでいます。 誰か(とりわけ主人公属性持ち)が自らの主張する「正義」を貫徹可能なのは、それが他の大勢の人たちの有する「正義」とたまたま形態が近かったおかげかもしれません。要するに、彼はとても運が良かったのです。良き友人は、人生の財産ですね。 共同体や社会においての関係、および解釈は、またもう少し違った形態を見せるかもしれませんが。 そして声高に、なおかつ自分勝手に「正義! 正義!」と唱え続けると、他人からは「オ×ニーに熱中する可哀想な人」扱いされるかもしれません。きっと、彼の「正義」と彼の周囲の「正義」とは決して合致する事が無かったのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.23 22:46:53
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