「正義」だとか 「愛」など 俺は追いかけない
「牙狼 -GARO-」を見てみた。闇夜に紛れて人間の命を喰らう魔獣「ホラー」と、人類の脅威であるホラーを人知れず狩る「魔戒騎士」の活躍を描いた特撮ヒーロー深夜ドラマ。若干の中二病臭さを感じないでもないが、見ていてそれを忘れさせるほどクオリティの高い作品だと思う。変身前、つまり生身のアクションが非常に多いのが最大の特徴。「変身」という行為自体が一種の必殺技のように扱われているのが面白い。CGも多用されていて、特に第7話、牙狼と絶狼の空中戦は「圧巻」としか表現しようがない。何というか、あまりに凄すぎてそれ以外に言葉が出なかった。人間、本当に物凄い物を見ると何も言えなくなるってのはマジなんだろう。それくらいレベルが高い。