時の流れが早すぎる
読書メーターが5月の読書をまとめろ、まとめろとやかましいのでまとめてみた。5月の読書メーター読んだ本の数:6冊読んだページ数:2521ページガープの世界〈下〉在る小説家の誕生から死、残された人々の姿まで。非常に面白い。根底にあるのは暗く滞留するセックス・暴力……しかし、ガープという人間の視点から見た滑稽ですらある世界は読んでいて飽きない。読了日:05月27日 著者:筒井 正明,ジョン アーヴィングそして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)「それバレない?」と、トリックに違和感を感じないでもなかったが、それでも滲む緊迫と疑心暗鬼に陥って真犯人の思い通りに運ぶ事態の様子は見事だと思う。何よりクローズド・サークルのシチュエーションを有効にはたらかせているところは凄い。読了日:05月20日 著者:アガサ クリスティーガープの世界〈上〉読了日:05月18日 著者:魔の山〈上〉 (岩波文庫)読了日:05月17日 著者:トーマス マン外套・鼻 (岩波文庫)真面目な下級役人と鼻を失くした役人。どちらも他人から見れば瑣末事でしかないが、本人にすれば人生を左右する重大事件な訳で。それにしてもロシア文学には下級役人がよく出て来る読了日:05月04日 著者:ゴーゴリ自殺論 (中公文庫)自殺について、社会学的な考察。個人が集団に属することは必然で、逃れられるものではない。その関わりの中から見えて来るものがある。これが社会学というものか。読了日:05月03日 著者:デュルケーム読書メーター――――――雨があがって不自然なほどに良い天気。何故かいつもより読書が進む進む。無駄に何時間も昼寝するような真似もしなかったし。なに、このいつもより有意義な日曜日は。