習作
以前は、楽天仲間でバトンも何度か回ってきたものだけど、今ではそもそも開店休業状態の仲間ばかりになってしまって、バトンというものが今もあるんだか無いんだか、それすらもよくわからない。けど、いくつかこなしたバトンの中で、この「口説きバトン」だけは、いつかお題にしようと決めていた。バトンをこなした当初から、想像が膨らんで仕方がなかったのもあるけれど……。このバトンの記事をUPしたのが、2006年12月。かれこれ5年近く前になるというのに、ずっと私の中にあり続けた。やっと時間が出来て、少しずつ書き始めたが、冬に回ったバトンだけあって、冬らしいキーワードが並ぶ。半そでを着て、蛙の声を聞きながら、雪景色を思い浮かべるのは、はっきり言って辛い。でも、こういうのも必要なのかな、と思ったりする。色々偽ってきたけど、私は、小説を書きたい。今、中国新聞では、短編小説の受賞作が掲載されている。今朝のは、優秀作だったのだけれど……はっきり言って、どこが良いのか分からなかった。題材は悪くないのだけど、句読点がおかしくて、読んでいて気持ちが悪くなる。乗り物酔いの状態に近い。句読点を外して読むように意識すれば、それなりに面白く読めるのだが……。短編ってこの量か、という一つの目安にはなった。私はまだまだ、書けないから。素人でも構わない。私は、小説を書く。口説きバトンは、その習作。