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カテゴリ:京都
かなり面白そうな展覧会だと思っていた河鍋暁斎展・・・
今日を逃すと行けなさそうなので、午前中に家族で京都国立博物館まで行ってきました。 たぶん京都の国立博物館は、2000年の若冲展以来・・・ 外は空いている感じと思いましたが、中に入ると人が多かったです。 まぁ、それでも展示数が多いせいもあって、しばらく進むとそれなりに見ることが出来ました。 美術館に子供を連れて行くと、普段ならすぐに興味をなくしてウロウロするので大変なんですが、今回は妖怪とか幽霊や閻魔さまとかのインパクトが強かったせいか、ほぼ一緒に見ることができました。 まぁ、それほど暁斎の絵のパワーが凄いのかも知れませんね。 7歳から浮世絵師の歌川国芳に学び、9歳のときに神田川で拾ってきた生首を持ち帰って写生したという鬼才?ぶりが描いた生首のリアルさに活きているんでしょうか? この人の幽霊や地獄絵はリアルでグロテスクですが、精緻さとパワーに溢れています。 特に度肝を抜かれたのは、4時間で描いたと云われる4X17mの巨大な妖怪の引幕。 これには圧倒されました! でも今回の展示で個人的にイチ押しは、最後の方に展示していた 「地獄太夫と一休」でしょうか? 展示会ポスターにも引用されているだけあって、 この絵には暁斎の画業が凝縮されているように感じます。 5月11日までで巡回展示なしですが、京都に行く機会があったらぜひ見に行ってほしい展覧会ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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