和韻生活

矢田寺でアジサイを見た後は、車で10分ほどの斑鳩町にある
世界遺産・法隆寺へ･･･

訪れるのは１０年ぶりぐらいでしょうか？

１９９３年に日本で最初に世界遺産に登録されたとのことですが、
確かに荘厳さという意味では、ここに勝る社寺は見当たらないかと思います。

まずは西院伽藍に入りましたが、悠然とした落ち着いた雰囲気ですね。



天気が良く暑かったんですが、エンタシスの柱で有名な国宝の回廊は風が通って涼しげでした。


お次の大宝蔵院は、以前来たときには無かった新しい建物でしたが、
内部の宝物は飛鳥～奈良時代を中心とした千年以上前の国宝の宝庫。

その中でも、中心に置かれた百済観音のナローな造形美には、
当時の作者の美的センスを強く感じさせられます。

３つめは夢殿のある東院伽藍。



敷地が広いので全部回ると１時間以上はかかりますが、
途中の土塀のある路を歩いていると、ゆったりとした気分になって良いです。



元の中門前に戻ると昼過ぎで、修学旅行の中高生たちでごった返していましたが、
彼らのほとんどは、法隆寺の至宝も興味のないものに映るでしょうね･･･



お昼を食べる前に回って正解だったようです。


お昼は参道沿いで芋入りの茶がゆをさっぱりといただきましたが、



熱すぎて・・・

やはり夏は、子供達の食べた冷やしそうめんと柿の葉ずしに尽きます。