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カテゴリ:日記
数ヶ月前、東大阪の旧外環を走っていると、 何て読むのか解らない小学校の名前・・・? 「孔舎衙」 近くに住んでいる会社の同僚に尋ねてみると、 「くさか」と読むんだそうです。 そううえば、現行の町名は「日下」だったのでこれなら読めますが・・・ 調べてみると、ずいぶん歴史のある地名のようで、 古事記の中でも、初代の天武天皇が戦った古戦場だったようです。 その頃の大阪は、生駒山のふもとのこの日下辺りまで湿地帯で 西から船で入れたらしく、辺りには蓮の花が咲いていたらしいです。 その地に天然記念物の原始蓮(大賀ハス)が咲いている所があるというので、 行ってみました。 旧の外環から歩くこと5~6分の「孔舎衙東小学校」の裏門の近くで、 それほど広くはありませんが、2ヶ所に分かれて大きな花が咲いていました。 午前中ながら、あまりの暑さに蓮の花もややお疲れ気味・・・ 古事記にもこの地の蓮の花を詠ったものが載っており、 傍らにこの土地の所有者が建てたと思われる石碑がありました。 日下江の 入り江の蓮 (はちす) 花蓮 (はなはちす) 身の盛り人 羨しきろかも 昔は蓮の花のことを、その散った実が蜂の巣に似ていることから 「はちす」と呼んでそれが「はす」の語源だそう・・・ この土地の歴史を物語る、いにしえの花の色でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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