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カテゴリ:学術
最近、過去の偉大なる筋肉家(マッチョ)たちについて話す機会が多かったので、今夜は彼らについての話をしよう。
話は極めて単純である。歴史上名を残したのは、洋の東西を問わず、やはり筋肉家(マッチョ)が多いということだ。一部の例を、ここに紹介しよう。 モーセ エジプトから、虐げられていたユダヤ人を逃す為に海を手刀(チョップ)で叩き割ったと言われている益荒男である。 ヘラクレス 既に乳児の頃からとてつもないほどの握力で、大蛇を絞め殺したと言われる超筋肉者。 イエス・キリスト ゴルゴダの丘を、巨大な十字架を担いで駆け上がった筋肉家である。その後磔の刑に処せられるも、驚異的な治癒力で何事もなかった様に復活。 ガウタマ・シッダールタ(釈迦) 裕福な家庭に生まれながらも、それらを全て捨て、山に篭ってトレーニングに励んだ結果、悟りを開くことに成功した男の中の男。 彼らの名前が、数千年語り継がれてきた事実は確かである。そしてこれからも何千年と語り継がれるであろう。 我々も、諸君も、いつかは必ず死ぬ時がやってくる。そのときに、名だけは未来永劫に残るか、あるいは肉体と共に朽ちていくか。 それを決定するのは、毎日のトレーニング量であると言えるだろう。 プリンス 俺は以前、街角で変な宗教勧誘の西洋人に聖書を貰ったことがあるよ。
ふむ、面白そうだな。
うむ、挿絵に軍隊から追われ嘆く聖人の絵があったんだが。
ふむ、それで?
なんか物凄くゴツいんですよ、一人で軍隊全滅できそうなほどの豪腕なのに嘆いているんですよ。
ふむ、聖人=筋肉家という常識は、やはり常識だったな。
なんだか俺も聖人になれそうな気がしてきたよ。
ああ、というか俺ら既に聖人だしな。
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