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カテゴリ:学術
近頃、世間は企業買収のことで随分と騒いでいるようである。それに伴い、新聞やテレビなどでも企業金融の基礎知識を紹介することも増えたようだ。 特に、企業買収の防衛策に関してはマスコミを通じて、かなり普及したのではないだろうか。すでに様々な手法が考案されているようであり、名前もユニークで大変興味を引く。 ポイズン・ピル 「敵対的買収が行われた時点で、既存株主が市場価格より安い価格で株式を引き受けられる」などの規約を定めておく手法。 パックマン・ディフェンス テレビゲームの「パックマン」に由来。買収を仕掛けられた企業が防衛のために、反対に相手の企業に対して買収を仕掛ける手法。 ホワイト・ナイト 買収を仕掛けられた企業が、友好的な他の企業に自社株の買収を依頼する手法。または、その依頼された企業を指す言葉。 しかし、我々筋肉家からすればこれらは全てガリ痩せのサル知恵であると言わねばならない。では、我々が考案した、よりレベルの高いマッチョのための防衛策を紹介しよう。 マッチョマン・オフェンス 敵対的買収を行われた企業が、買収を行った企業の社屋などを物理的に破壊し、壊滅的な損害を与える手法。 フィーディング・プロテイン 敵対的買収を行った企業の社長らに対し教育や鍛錬を施し、筋肉主義者に改心させ、企業買収などのような些細でつまらないことから興味を失わせる手法。 ヘッド・ハンティング 敵対的買収を行った企業の経営者らに、物理的に肉体的苦痛を与えることにより買収から手を引かせる手法。 ザ・アースクエイク 大地を揺るがし、大地震を人為的に発生させることにより、全てをうやむやにしてしまう手法。 我々の企業はこれらの手法を用いることを明言しているので、敵対的買収をされる気配すら感じたことがない。皆様にも是非、採用することをお奨めする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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