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ちょこっと立ち読み屋さん

[野球に関する本] カテゴリの記事

全39件 (39件中 1-39件目)

野球力再生（森祇晶著）→草野球のシーズンがスタート

森監督時代の西武ライオンズが好きでした。野手は、辻、平野、秋山、清原、デストラーデ、石毛、伊東、田辺・・・。投手は、工藤、渡辺久信、郭、潮崎、鹿取、・・・。今、考えても、すごいメンバーだったと思います。いつの間にか、巨人ファンになっていたんですけどね・・・。ところで、今、森監督は、ハワイに在住しているそうです。そこで野球を見たりしながら、野球について考察を重ねているそうです。星野JAPANについて書かれているところなど、非常に興味深かったです。ところで、自分が入っている野球チームでも、シーズンが始まっています。１ヶ月が経って、ようやく慣れてきました。今は、内野手にチャレンジしています。今日は、セカンドの練習をしましたが、試合は雨で中止。。。３０歳を過ぎて、新たなポジションにチャレンジするのは楽しいものです。野球力再生

May 31, 2009

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続ドキュメント　横浜VSPL学園→明日はキューバ戦（WBC）

この本は、1998年の夏の甲子園の、横浜VSPL学園の試合にかかわった選手の、その後を追っているドキュメントです。あれから10年、プロ野球に入った選手もいれば、全く違う道を歩んだ選手もいます。中でも印象的だったのが、横浜高校の当時2年生投手だった、斉藤弘樹、袴塚健次という2人のピッチャーの話です。この2人、PL学園との試合には出ていないのですが、延長17回を投げぬいた松坂の代わりに、準決勝の明徳義塾との試合に登板しました。結果は、2人で8回まで6失点。8回に4点を取って4－6になった後、9回には松坂が登板し、相手の勢いを絶って、9回に3点を取って横浜がサヨナラ勝ちを修めたのです。この試合は、私も見ていたのですが（確か、大学1年のときの軟式野球部の合宿中だったような…）、8回裏から横浜高校の流れになり、9回の松坂登板でさらに勢いがつき、その後のサヨナラにつながる、まさに野球って流れのスポーツだなあと思いながら見ていたのを記憶しています。だから、正直2人の2年生投手のことはあまり印象には残っていないのですが、松坂の後にエースナンバーをつけることが、大きな重荷になっていたということでした。なかなかこういう角度で書かれているものを読んだことがなかったので、新鮮でした。明日は、WBCのキューバ戦。日本の先発は松坂ということで、期待しています！！

March 15, 2009

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戦力外通告（TBSテレビ「バースデイ」編）→WBC・勧告戦に勝利！

昨日は、WBCの韓国戦。リアルタイムでは見られなかったので、ビデオに撮っておいて見ました。ドキドキ感を味わいたかったので、結果は見ないで最初から観戦。まず、イチローのヒットに興奮しました。その後の中島、青木の連打での先制は鮮やかでしたね。その後連続三振でツーアウトになり、流れが途切れたかと思ったところで、先発に抜擢された内川のタイムリー。ここが大きかったように思いました。松坂はスライダーが決まらずに初回は苦しんだようですが、城島と話し合って、その後はカットボールとシュートを中心に配給を切り替えたそうです。そこから修正して、点を与えないのがすごいですね。結果的には、14－2という大差で、コールドゲームに。北京オリンピックのときには、全体的にパッとしない試合が多かったので、久々にすっきりとした試合を見た気がします。この本の中で、松坂と甲子園で対戦したPL学園のレギュラーだった、田中一徳選手の戦力外通告について描かれています。この田中選手の考える姿勢がすばらしいと思いました。コーチに助言を受けたときに、自分の頭で考え、自分の責任で実行する。そこから自分の成長につなげていく、ということでした。この時点で、田中選手は、アメリカ独立リーグに挑戦するという道を選んだそうです。時を同じくして、甲子園で対戦した松坂はメジャーリーグへ。あの延長17回を戦った選手たちにも、それぞれの様々なドラマがあることを感じました。戦力外通告

March 8, 2009

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男道（清原和博著）→清原選手の素顔とは・・・？

この本は、元西武、巨人、オリックスで活躍した、清原選手の自伝です。小中時代から、PL学園でのこと、桑田が巨人に指名されたときの赤裸々な思い、その後の西武での活躍、巨人でのことなど、清原選手の目線で書かれていて、かなり興味深いです。マスコミの目から見ることはあっても、清原選手の目線で書かれたものを読むのは初めてだったんです。清原といえば、森監督の時代、西武の黄金時代を支えていたのがとても印象的です。私は、西武沿線に住んでいたこともあり、西武ライオンズのファンでした。友の会にも入っていたほどです。まわりのみんなも西武ファンで、西武のバックや帽子はみんな持っていました。秋山・清原・デストラーデのクリーンアップは最強だし、石毛・平野の1・2番コンビ、キャッチャーは伊東勤、ショートは田辺、セカンド辻、などなど、本当にすごいメンバーでしたね。ピッチャーも、東尾、工藤、渡辺久信、郭、潮崎、鹿取、杉山、などなど。森西武は、まさに黄金時代と呼ぶのにふさわしい選手がそろっていたように思います。この本の中で注目すべきは、やはり清原が西武に、桑田が巨人に指名されたときの清原の赤裸々な気持ちかな、と思います。ここまではっきりと書かれていて、、、私は清原が好きでした。巨人にきて、なかなか活躍できなくても、やっぱり好きでした。あれほど、バッターボックスに入ったときに盛り上がる選手は、そんなに多くないのではないでしょうか。これから、清原がどんな道を歩んで行くのかも、注目していきたいです。男道

January 29, 2009

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戦力外通告　プロ野球を「クビ」になった男たち～諦めない男たち編～→元巨人條辺投手の現在

條辺投手が、2年目の4月のヤクルト戦、6回から9回までを0に抑えて勝利に導いた試合を、とても鮮烈に覚えています。翌年の、原ジャイアンツの優勝にも貢献しました。その後は肩の故障もあり、05年のオフに戦力外通告を受ける。そのときのトライアウトの様子を、テレビ番組「戦力外通告」で見ていました。結局、トライアウトに合格できず、失意の條辺投手が描かれて終わったいて、その後が非常に気になっていたのです。條辺投手のファンだった私の妻も、その後を非常に気にしていました。この本によると、なんと東京で讃岐うどん店を経営しているとのことなのです。本場香川で2年間修行を積んだ上での開業ということです。お店の名前は、「讃岐うどん條辺」。東京に行ったときには、ぜひ行ってみたいです。戦力外通告（諦めない男たち編）

January 22, 2009

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あぁ、阪神タイガース（野村克也著）→中村紀洋が楽天入り

FA宣言していた中村紀洋が、中日から楽天に行くことになりましたね。この本の中で野村監督は、中日に入るときに苦労したことを買っているというようなことを書いていました。野村監督は中村を“枯れたヒマワリ”と呼んでいました。近鉄時代の後輩たちもいる環境ですが、野村監督の下で活躍できるのではないでしょうか。エースと4番は育てるのではなく、即戦力をドラフトで取るか、他チームから獲得することを主張している野村監督ですが、エース岩隈、4番山崎がいる中に中村が入ることで、チームとしての力がアップすることが期待されますね。もう一つのFAの目玉だった横浜三浦は、残留することになりました。阪神としては、ぜひとも先発の柱としてほしかったんでしょうけど。ファンの声に後押しされる形で、残留することになったようですね。上原は、果たしてどのチームにいくのか。彼のメジャーでの活躍も楽しみにしたいです。あぁ、阪神タイガース

November 30, 2008

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巨人軍歴史新聞⇒見逃したラミレスのホームラン

今日は日本シリーズ第２戦。巨人対西武ということで、小さい頃西武ファンでかつ今巨人ファンの私にとってはとても楽しみな対戦です。しかも監督が原辰徳と渡辺久信と、現役時代に日本シリーズで対戦したのも見ていました。西武ライオンズの戦いぶりは、本当に久しぶりに見たのですが、非常に強くなっていることを感じます。細川のリード、中島の勝負強いバッティング、片岡の守備などなど。勝負を分けたのは、最終回に回ってきた4番でしたね。まだ日本シリーズではヒットが出ていない西武の中村と、今シリーズは不調ながらも最後の最後でホームランを打った巨人のラミレス。しかし、私はそのサヨナラホームランの場面を見逃してしまいました・・・。まさに9回裏の巨人の攻撃が始まろうかというときに、眠ったはずのはやとが「ママ、ママ」と起きてきてしまったのです。そこは妻に任せて野球観戦をしようと思ったのですが、私の顔を見かけたはやとは「パパ、パパ」と言い出してしまった。。。結局私も一緒に寝かしつけにいったのですが、ドラマはその間に起こったのでした。巨人が勝ったので、まあよかったですが。。。妻いわく、私がみてなかったから巨人が勝った、ということでした。

November 2, 2008

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エースの品格（野村克也著）⇒仕事を通して人間的に成長する

エースの品格この本、先日同期とどんな本がお勧めかという話をしたときに、確かその同期も読んだことがあった本に入っていたように思うのですが、私自身もずっと気になっていた本でした。この本を読んで、改めて野村監督の野球への考え方を深く感じることができます。それは、野球が上達するために大切なことは人間的な成長である、ということです。はっきりと、「仕事を通して人間的に成長をし、社会に貢献する」という考え方が書かれていました。「何のために」野球をするのか、ということを考えられる人が、野球を通して成長することができ、野球の技術も上達する、ということなのです。プロ野球選手になることができる人は、どの人も卓越した技術を持っています。その中で、さらに一流になっていく人は、人間的な成長についても考え、野球だけではなく、本を読むなどの努力を重ねた人だということがわかります。仕事を通じて成長していく、ということは、自分自身も仕事をしていく上で大切にしたい考え方です。ところで、話は変わりますが、今日はmaroさんのライブを見に、釧路公立大学の学園祭に行ってきました。大学の学園祭に行くのなんて、何年ぶりだろう！？ちょっとドキドキでした。ライブはと言いますと、時間の関係で少ししか聴けなかったのですが、迫力があって、聴いていて元気がもらえるサウンドでした。管隊ということもあり、管楽器のアンサンブルの勢いがすごい心地よいです。そんな中で、maroさんのギターがバッキングもソロも光っていました。良いライブを聞くと、改めてギターを弾きたくなります。その後は、義妹が釧路へ来てくれたので、釧路空港まで出迎え。一緒にわが家へ帰ると、はやとが大興奮で出迎えていました。その後は、「みーみ、みーみ」と、べったり。ご飯も、おとなしく食べてくれました。ホントに、義妹が大好きなはやとなのです。

October 12, 2008

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ピッチングの正体（手塚一志著）⇒久しぶりの野球

ピッチングの正体骨折していらい、久しぶりの野球です。家で、ガラスに向かって練習したりしてますが、やっぱり人を相手に投げるのは全然違いますね。全く思ったところに投げられない。このピッチングの正体などを参考にしながら、フォームの確認などしてみるものの、あまりうまく行きません。著者の手塚さんは、都内では野球教室のようなもの（フォームなどを直してくれるらしい）をやっているそうです。私の友人がいっていて、とてもよかったという話を聞いています。

July 27, 2008

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野村の流儀（野村克也著）⇒ようやく手が治った

野村の流儀野村監督は、「人間的な成長なくして、技術的な進歩なし」（P252より）と語っていますが、野球においても人間力を非常に大切にしています。本当に、そう思います。中２の秋のことですが、肘を痛めてしまったことがあります。我慢ができなかった当時の私は、治りかけては無理をして、結局ずるずると怪我が長引き、ようやく投げられるようになったのが、大会の1週間前、という有様でした。当然、良いピッチングなどできるはずもありません。今思うと、本当に恥ずかしくなるようなことがたくさんあります。ところで、骨折していた私の手がようやく治りました。15年前とは違い、今はちゃんと治るまで我慢できました！（当たり前ですが…）今日、軽くピッチング練習してみたのですが、全く痛みはありません。ただ、無理はせず、少しずつ練習していこうと思います。

June 29, 2008

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野村の「眼」　弱者の戦い（野村克也著）⇒人間力を磨く

野村の「眼」プロ野球、楽天イーグルスの監督、野村克也さんの本です。今年の楽天は、昨年の４位からさらに上位を狙えそうなほどに躍進していますが、その要因には野村監督の考え方が浸透していることが挙げられるのではないかと思います。野村監督は、野球の技術も大切にしていますが、人間力を磨くことも大切にしているそうです。そのモデルになっているのが、読売ジャイアンツをV９に導いた、川上監督だというのです。当時、ジャイアンツの正捕手だった森昌彦選手から次のような話を聞いたということでした。野村「なあ川上さんはどんなミーティングをするんだ」森「オヤジさんは、ミーティングでは野球の話はほとんどしないね」野村「えっ、じゃあ、何の話をする？」森「人間学、社会学みたいな話がほとんどさ。オヤジさんは禅に凝ってオフには座禅に行っているし、大企業の社長なんかと話す機会も多い。そこで聞いた野球に役立ちそうな話をしてくれるんだよ」以上のような会話から、川上監督が「人間形成」を大切にしていることを知り、自身の監督生活においてもそのことを大切にしているといったことが書かれていました。このことは、他の仕事にも当てはまるのではないでしょうか。仕事の技術を磨くことは、もちろん大切なことです。ただし、技術だけを磨くのではなく、同時に人間力を高めていく努力をしていくことが、もっと大切なのではないかと思っています。本から、人から学ぶことで、人間力を高めていく努力をしていきたいと思います。

April 29, 2008

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野村の流儀（野村克也著）→田中将大の大人のピッチング

野村の流儀昨年のソフトバンク戦で、楽天の田中将大投手が9勝目を上げたあと、「マー君、神の子、不思議の子」という言葉で、田中投手を評したのです。（P50参照）そんな田中投手が登板する試合を、先日久しぶりに見ました。オリックス相手に、プロ2度目になる完封勝利を修めた試合だったのですが、荒々しく抑えるというよりは、変化球を効果的に使いながら、着実に打ち取っていく大人のピッチングのように見えました。カブレラへ内角のスライダーも有効的に決まっていたようです。野球の試合を見ていると、早く外で野球をしたくなりますね。

April 13, 2008

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野村の流儀～人生の教えとなる257の言葉（野村克也著）⇒まずは自分で考える

野村の流儀楽天イーグルスの野村監督の言葉をまとめた本で、とても含蓄があります。一番印象的だったのは次の言葉。選手が自分の考えた方法では解けない問題にぶつかったとき、はじめてコーチの出番がくる（P77より）野球だけではなく、教育や仕事でも同じことが言えるのではないかと思いました。まずは自分で考えることを大切にしたいです。

February 24, 2008

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ピッチャーズコンディショニング（立花龍司著）⇒トレーニングメニューは・・・

この本、中学時代から愛用しています。うちには、トレーニング用のベンチがあるので、ダンベルと組み合わせるとそれなりにトレーニングができてしまいます。大きい筋肉を鍛えるトレーニングは必ず入っていたほうがいいので、大胸筋を鍛えるダンベルプレスと、広背筋を鍛えるワンハンドローイング、腹直筋を鍛えるクランチは週3回はやりたいところです。そのほか、余裕があれば、三角筋と上腕三頭筋を鍛えるスクリュープレス、上腕二頭筋を鍛えるコンセントレーションカールをやったりします。回数は10×3セット。週3回のペースを維持し、まずは筋肉の割合を増やしていくことを第一歩としたいと思っています。

February 10, 2008

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プロ野球戦力外通告⇒華やかな舞台の裏側

年末のテレビで、『戦力外通告～プロ野球を「クビ」になった男たち』という番組がやっていました。毎年この時期になると放送される番組で、戦力外通告をされたプロ野球選手が合同トライアウトに挑戦する姿が描かれたりします。今年は、元ロッテの藤田選手、元西武の柴田選手、元巨人の三浦選手が取り上げられていました。三浦選手は埼玉の浦和学院出身で、私と同じ代で甲子園に行きました。たしか2年生でベンチ入りして、そのときには横浜の木塚投手などと一緒に3本柱として活躍していたのをおぼろげながら覚えています。浦和学院の応援の音楽も、かっこよくて好きでした。そんな三浦選手。巨人では一年目こそお立ち台に上るなどの活躍をするものの、思ったような活躍ができず、打者転向後も結果が残せないまま、07年に戦力外通告をされてしまったのです。トライアウトでも良い結果が残せなかったのですが、最終的には西武ライオンズに行くことが決まり、同じく浦和学院で活躍していた石井選手と同じチームでプレイすることになりました。プロ野球には、毎年ドラフトで多くの選手が入ってきます。また、球団が保有できる選手の数が決まっているために、どうしても引退を余儀なくされる選手が出てしまいます。「プロ野球　戦力外通告」という本の中でも、多くの選手のプロ野球後の姿が描かれています。例えば、元巨人の杉山選手。今は、子どもたち相手の野球教室を開き、充実した日々を送っているということでした。その他にも、元巨人の橋本選手、元西武の新谷選手のその後の姿が描かれています。私も子どもの頃に夢みた野球選手ですが、引退後の人生のほうが長い場合も多く、苦悩する人々もいれば、一方で転職を見つけて活躍する人々もいることが、この本を読んでよくわかりました。巨人も大補強をした裏側では、多くの選手が自由契約となってしまいました。小関選手は横浜へ、斉藤宣之選手はヤクルトに行くことが決まりました。新天地で、ぜひ活躍してほしいです。

January 6, 2008

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図解プロ野球「新・勝利の方程式」（田端到著）⇒ジャイアンツ日本シリーズ進出ならず

ジャイアンツが、クライマックスシリーズで中日に3連敗。今年は5年ぶりに優勝を決めて、一気に日本一になることを期待していたのですが…。第１ステージを勝ち抜いた中日に勢いがあったのですね。今年のジャイアンツは、シーズンを通して安定して戦いぶりをしていたようですが、次の３つがその要因だったのはないかと思っています。１．2番打者が決まっている⇒去年は結局2番打者を固定できなかったが、今年はシーズンを通してほとんどが谷で固定できたことが大きかったのではないか。1番が高橋よしのぶで固定できたのももちろん大きいが、近年2番打者を固定できなかった巨人が2番を固定できたのは大きい意味を持つのではないかと思う。２．ストッパー上原の存在⇒ここ何年も巨人はストッパー不在に悩まされていた。上原という一番チームで良いピッチャーが後ろに控えていることで、先発陣も安定して力を発揮できたのではないか。見ていても非常に安定感があり、上原が出てくれば大丈夫、という雰囲気だった。また、たとえ上原が打たれたとしても、尾を引かないように感じた。３．適宜、選手を休ませながらシーズンを乗り切った⇒選手層が厚く、後半は守備要因に代わって休ませるなど、一年間を見越して無理のない戦い方ができ、戦力が常に整っていたように感じる。「プロ野球『新・勝利の方程式』」は、守備力や送りバントにスポットを当て06年のシーズンを振り返った本で、非常に興味深い内容でしたが、巨人の試合終盤の戦いぶりについて、次のように分析していました。《6回終了時点の状況別・巨人の勝敗表》05年リード時…48勝5敗1分同点時…13勝4敗2分ビハインド時…1勝71敗1分06年リード時…52勝7敗1分同点時…7勝12敗ビハインド時…6勝60敗このデータから言えることは、05年06年ともに、必ずしもストッパーが悪くてだめだったのではないということ。リードをしている試合はきちんと逃げ切っているのです。ただ、巨人はストッパー不在が常に話題に上るため、ストッパーが打たれて負けた試合が大きく取り上げられすぎてしまうため、ストッパーが悪くて負けてしまうという印象になってしまうのでしょう。ということは、先ほど私が今年の巨人の好調の要因の2に挙げた上原の存在はそんなに大きくないのか。いや、先発陣にとっての安心感という良い循環を生み出したという意味で、やはり大きかったのだと思います。それにしても6回の時点で負けているときは、05年で1勝、06年でも6勝しかしていないのですね。粘りがなく、負けてしまうのですね。今年は今までに比べて粘りがあったようですが、それもデータで見てみると、きっとよくわかるのですね。

October 21, 2007

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試練が人を磨く（桑田真澄著）⇒『マイナスをプラスに転換する』

試練が人を磨く元ジャイアンツの桑田投手が、1995年に書いた単行本が文庫版として刊行されたのが本書です。文庫本の刊行にあたって、桑田投手のメジャー挑戦の部分が加筆されています。私は桑田ファンでありながらこの本の存在は知らず、大輔パパさんがブログの中で紹介されていたのを見て、初めて知りました。大輔パパさん、ありがとうございます！『マイナスをプラスに転換する』桑田選手が一番大切にしている考え方です。2007年はメジャーリーグのパイレーツの一員として活躍しましたが、メジャー昇格にいたるまでには大きな試練がありました。メジャー昇格を目前にした3月の登板で、左足首じん帯断裂という大怪我を負ってしまったのです。しかしそのことさえも桑田選手は前向きにとらえています。アメリカへ来て、怪我をしたことによって、１Aを見ることができ、２Aは飛び越して３Aを経験し、そして最高のメジャーリーグに迎えられました。もしあの怪我がなかったまらば、マイナーリーグを自分の目で、つぶさに見ることはできませんでした。すべてがパーフェクトなタイミングだったのだと思います。一番下の、土台のところも、しっかり見て来い、ということだったのでしょう。マイナスの要素も、すべてプラスに転換したのです。（P12より）起こってしまったマイナスの出来事を、いかにプラスに転換し、前向きに行動していくことができるか。それによって、その後の結果も大きく変わるのではないかと思いました。

October 14, 2007

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「甲子園が割れた日～松井秀喜5連続敬遠の真実」（中村計著）の感想

5連続敬遠によって、松井秀喜は甲子園の伝説となった1992年の星陵対明徳義塾の試合、私もテレビで見ていました。星陵は、前年の夏はベスト４に進出。そのときのエース山口選手と松井秀喜がいたので、もちろん優勝候補の一角だったし、優勝できると思っていたのです。しかし、2点を先制され、途中1点を返すも、追加点をとられて１対３。その後、星陵が1点を取り2対3で9回を迎える。9回2アウトランナーなしから、3番の山口選手がスリーベースヒットを打って、松井に打順が回るのです。このときは鳥肌が立ったのを記憶しています。5打席も敬遠になったところでスタンドから物が投げ入れられ、異様な光景となっていました。結局5番打者は打ち取られ、そのまま星陵は負けてしまいました。野球の作戦として、敬遠はとても勇気がいるものです。自分も投手をしていましたが、敬遠をしたことがあります。そしてランナーがたまったところで次のバッターにがつん。一気に大量失点です。というわけで、敬遠は勇気がいる作戦なわけですが、高校野球は教育の一貫でもあるわけで、1打席くらい（2アウトランナーなしの場面）は勝負した方がよかったと、ずっと思っていました。この本を読むまでは。著者は、松井秀喜は5連続敬遠の「伝説に追いつこうとしているのではないか」という仮説を立てています。あるインタビューで松井が、「あの当時の松井秀喜は5連続敬遠される価値のあるバッターではなかったと思う」と答えていたことも、その根拠としてあるようでした。その仮説に対しては、「多少」と答えていた松井選手でしたが、確かに5連続敬遠でなかったら、この試合はそんなにみなの記憶に残らなかったのではないか。たとえば、4打席目の2アウトランナーなしの場面で勝負をして、松井が凡退していて、「4打席目以外は敬遠」という状態では、ここまで騒がれなかったのではないか、と思うのです。結果的に、試合には負けてしまいましたが、その後の松井選手はジャイアンツに入って活躍し、現在ではヤンキースのレギュラーを不動のものとしています。それも5打席連続敬遠があったからかなあ、いや、それがなくても松井は松井だったのだろうか。なんてことを、この本を読みながら考えたのでした。裏話が色々と載っていて、興味深い一冊でした。

September 29, 2007

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元木大介自伝　クセ者（元木大介著）の感想

これは、昨シーズンをもって引退をした、元巨人の元木大介が書いた本で、元木の野球に対する考え方や、元木から見た巨人の選手たちについて書かれています。落合とか、斎藤とか、槇原といった、もう引退してしまった選手から、清原や松井、高橋由伸といった現役の選手、さらには原監督や長嶋監督についても書かれていて、非常に興味深い☆さすがクセ者！って感じです。元木が去年引退するって聞いて、非常に残念でした。どこでも守れるし、良いところで打つし、ピッチャーが嫌がるバッティングをできるし、今の巨人にはいないような選手だったので...うちの妻も元木のファンだったので残念ですが、これからは違う分野でがんばってほしいです。今日は2週間ぶりに野球があって、しかもダブルヘッダー。一日に2試合なんて、何年ぶりだろうって感じです。今日はヒットも打ったし、15年ぶりくらいにファースト守ったし、楽しんでできました。あとは１つの大会を残して今シーズンは終わりです。何かあっという間だな。来シーズンに向けて、体を動かしていこう。ダイエットのためにも(^_^;)

September 10, 2006

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駒大苫小牧ＶＳ早稲田実業は引き分け再試合！→大リーグのメンタルトレーニング（ケン・ラビザ／トム・ヘンソン著）の感想

駒大苫小牧の3連覇をこの目で見届けたいと思い、テレビ観戦。8回に駒大にホームランが出て、「これでいける！」と思ったのですが、すぐその裏に早実も追いつく。その後の延長戦は、一進一退の攻防。まさに息詰まる熱戦でした。結局引き分け再試合。最後まで早稲田実業の斎藤君のピッチングはすごかったですね。いつでもクールな斎藤君ですが、ピッチングは闘志あふれていて、駒大の打線でもなかなか打てなかったですね。明日から仕事が始まるので生では見れないですが、ぜひどっちのチームにもがんばってほしいです。野球はメンタルなスポーツですからね。クールな斎藤君はホントにすごいと思います。「大リーグのメンタルトレーニング」という本を読んでみたところ、メンタル面も練習によって鍛えていくことは可能なんですね。例えば、自分は打たれたりすると、けっこうズルズルと乱れていきがちなのですが、そんなときには自分を落ち着かせる儀式を決めておくといいみたいです。プロ野球選手でいうと、巨人のストッパーの豊田が試合に入る前にやっているようなものだと思うのですが・・・ちょっと考えてみようかな。また明日から仕事。でも一週間がんばれば、また来週の土曜日には野球の試合もあるし、気持ちを切り替えてがんばっていきたいと思います（●＾o＾●）

August 20, 2006

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駒大苫小牧、またも逆転で準決勝進出☆→誰も知らなかった草野球の戦い方（本間正夫著）の感想

今日も朝から高校野球観戦。駒大苫小牧VS東洋大姫路という準決勝進出をかけた一戦です。東洋大姫路は2人の左ピッチャーがいて、初戦の南陽工戦も左ピッチャーにてこずった駒大は苦戦が予想された。初回、いきなり東洋大姫路の3番林崎君に2ランホームラン。昨日の熱闘甲子園で、田中君も警戒していると言っていたが、すごい当たりがレフトスタンドに飛んでいきました。その後、ミスがらみで追加点を取られ、6回までに４－０のリードを奪われてしまう。序盤は高めのボール球に手を出していた駒大打線も、徐々にボールを見極められるようになってきて、中澤君や本間君のタイムリーで6回に一挙4点取って同点に！7回には、今日の試合で一番に抜擢された三谷君の内野安打で勝ち越し点をあげる。8回には2死満塁、9回には2死3塁のピンチを迎えたが何とかしのいで、結局5対4で駒大苫小牧が勝利をあげることができました何点リードされていても、決してあきらめない粘りがすごいですね。さて、今回紹介している本は、草野球の戦術について書かれた本です。昨日図書館で借りてきました。去年くらいから草野球チームに入って野球をしていますが、やっぱり野球は観るものだけではなく、やるものだなと実感しています。この本の中に、次のような言葉がありました。ストレス解消のためにやっているはずなのに、かえってストレスをためこむのも、この草野球である。打てなかったりすると、違うストレスがたまりますね(^_^;)でもおもいっきり体を動かすのは気持ちがいいです！

August 17, 2006

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熱闘！！　甲子園夢伝説の感想

いよいよ甲子園が開幕。この本は、１９５２年から２００２年までの、甲子園の数々の名勝負をまとめた本です。いまプロ野球で活躍している選手たちの、高校時代の戦いぶりをうかがいしることができます。私が初めて甲子園に実際に野球を見に行ったのは、中学校２年生のとき。そのときは、松井秀樹選手が出場するということで、とても楽しみな大会でした。私は開会式と第一日目、二日目の３試合目までを見て帰ったのですが、残念ながら２日目第四試合に登場した松井選手を生で見ることはできませんでした(>_

August 6, 2006

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一流投手を育てる（宮田征典著）の感想

8時半の男。巨人軍のストッパーとして活躍し、登場する時間が夜の8時半頃だったことから、このニックネームがついたということです。私は選手として活躍している姿を見たことはないのですが、巨人軍の投手コーチとして活躍している姿を見たことはありました。その宮田さんが、13日に亡くなったということを今朝の新聞で知り、ちょっとびっくりしました。心よりご冥福をお祈りいたします。というわけで、この「一流投手を育てる」という本なのですが、桑田や工藤、今は巨人に来た野口などの名投手を育てた育成の秘密や、ご自身が考えている投球の極意がふんだんに盛り込まれていて、とても参考になるのです。ずっと前に読んだことがあったのですが、もう一度読んでみようと思っています。なぜなら。。。今日は1ヶ月ぶりに野球の試合があって、他にピッチャーがいないこともあって私が先発だったのですが、見事に打たれまくってしまいました。一度打たれだすと止まらないもので、3回途中までで6点取られてKOされてしまいました(ToT)いくら久しぶりだったとはいえ、こんなに打たれるなんて。ちょっとショックです。「一流投手を育てる」を読み、出直したいと思います☆

July 14, 2006

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野村克也「頭の使い方」（永谷脩著）の感想

今日は、朝野球に出場。なんと朝5時から試合があったのです。今年から参加した草野球チームなのですが、朝野球の大会にも出場しているということで、仕事の前に行ってきました。しかも、本当はピッチャーをやるはずだった人が来なかったため、ピッチャーをやることに。大学4年以来、4年ぶりに試合で投げました。試合には３－２で勝ったので、内容はともかくよかったです。今回紹介している本は、野村監督が采配をするときにどんな頭の使い方をしているのかを著者が分析しています。野村監督が考える優勝する条件とは、次の１０の項目だそうです。１．絶対的な抑えがいる。２．先発の柱が3本いる。３．軸になる外国人がいる。４．１・２番の出塁率がいい。５．捕手がしっかりしている。６．ベテラン・新鋭に伏兵がいる。７．足のある攻守の要がいる。８．下位打線が充実している。９．平均年齢が２５～２７歳である。１０．監督の采配がいい。この１０項目に照らし合わせて、今年の各球団の戦力分析をしてもおもしろいのではないかと思いました（●＾o＾●）

May 9, 2006

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二番打者組織論（藤田元司著）の感想

昨日負けて、今シーズン初の連敗となった巨人。今日負けると2カード連続の負け越しとなってしまうし、負けられない大事な一戦でしたが、内海の好投や、小関、ディロンといった新戦力の活躍もあり、見事に８－２で勝利した。今の巨人はけが人も多く、満身創痍な感じがするのだが、それでも勝ってこられた要因は、「２、３、４番を固定できている」ということが大きいのではないかと思います。もちろん1番や5番も大切なのでしょうが、今の巨人の中核は２，３，４番。２番に小坂を固定できることで、１番が誰であろうともつなぎの野球ができるし、１、２番の両方が出塁したときには二岡がバントもできる、もちろんヒッティングもできるという脅威がある、そして4番にはイ・スンヨプが座り、怪我もなく出場し続けることができる。今までの巨人には４番候補がたくさんいたわりには、どっしりと座っていた人がいなかったので、どのバッターにも「４番だけが持つことができる責任感」がなかったように感じます。少なくとも今のイ・スンヨプ選手は４番打者として出続けることで、立場が人を作るような感じで４番打者の責任感を持ってプレーしてくれているように思います。今回紹介した、二番打者組織論の中では、故藤田元巨人軍監督が、二番打者が打線の中では最も大切であることを語っています。リーダーは二番打者に全幅の信頼を置くことでできることにより、チームが安定するというのです。今の小坂選手は、原監督も二番打者として全幅の信頼を寄せているようですし、今後の戦いぶりも楽しみです。しかし、二岡のデッドボールは痛かった。。。無事に試合に出られるといいのですが…明日も、巨人が勝ちますように☆

May 6, 2006

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覇道（森西武元監督著）の感想

森監督時代の西武ライオンズは本当に強かった。小学生時代だった当時、西武ライオンズ友の会に入っていた私は、よく西武球場に応援に行った。３番秋山、４番清原、５番デストラーデのクリーンアップは本当に強力だった。その他にも１番辻、２番平野の１２番コンビも足も速く色々なことができたし、石毛がチームリーダーとしてチームをまとめ、不動のキャッチャーには伊東。先発投手は工藤、渡辺久信、郭。リリーフには、鹿取、潮崎、杉山と、投手陣も充実していて、本当にバランスの良いチームだった。今、西武ライオンズが好調だが、その背景には伊東監督の存在が大きいのではないか。この伊東監督は、森監督が特に手塩にかけて育てたキャッチャーだったが、それが今花開いてきているようにも思う。そして、今、伊東監督の元で、炭谷捕手が活躍している。高卒ルーキーではあるが、これからが本当に楽しみである。これから炭谷選手がチームの中心に育っていくことで西武の黄金時代がやってくるのではないかと思えるくらい。これからの西武ライオンズの戦いぶりも楽しみです（●＾o＾●）

April 16, 2006

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桑田真澄～ピッチャーズバイブル～（石田雄太著）の感想

巨人の桑田投手が、2004年8月21日以来、600日ぶりの白星を挙げた。去年は、結局1勝もできずに苦しんでいた桑田投手。今年は監督も代わり、心機一転、活躍してくれるのではないかという期待があった。なぜなら、2002年に原監督が初めて赴任した年に、桑田投手は見事に復活を果たし、2桁勝利を挙げたからだ。実は、今日は仕事があったんで、試合は観られなかったんです(>_

April 13, 2006

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ドジャースの戦法（アル・カンパニス著）の感想

今日も巨人の勝利。それまで広島のエース、黒田に抑えられていたが、7回二岡のヒットを皮切りに、一挙5点を獲得。その集中力たるや、見事なものです。また、守備から出た矢野がヒットを打ったり、代走で出た山田が好走塁を見せたり、最後にはセンタ－頭上の大飛球を鈴木がファインプレーをしたりと、試合に出る選手がそれぞれに自分の力を発揮しているように感じます。原監督が自信をもって送り出し、それに選手も思い切り応えているのですね。本当に、チームに力強さを感じます。今シーズン、この調子でがんばってほしい！巨人が、川上監督のもとでV９を達成したとき、このドジャースの戦法をもとにして、近代野球に取り組んだということです。1957年に出版された本ではありますが、今読んでも、野球の基本を勉強するという意味においては、とても参考になります。それぞれのポジション別に、様々なプレーについての解説があったり、攻撃面での様々な作戦についての説明があったりと、野球に関するあらゆるプレーが網羅されています。野球は、ただプレーするだけではなく、考えてプレーすることが大切ですが、この本を読みながら、様々な場面を想定してイメージトレーニングを重ねていきたいと思いました。

April 11, 2006

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心を読み・かけひきに勝つ思考法（古田敦也、谷川浩司共著）の感想

今日の巨人対ヤクルトの試合は、1点を争う好ゲームで、観ていて楽しかったです。（観てないけど）高橋の200号ホームランで巨人が先制。同点に追いつかれたものの、6回に小久保、矢野のタイムリーで追加点（このあたりから観戦）。8回には相手のミスにつけこみ、5点目。9回、古田の初ヒットによるタイムリーもあり、1点差まで詰め寄られたが、最後は豊田がきちんとしめてくれた（●＾o＾●）去年までの巨人だったら、あのまま一気にサヨナラ負けしていたような…さすが豊田！百戦錬磨だけあって、きちんと点差を考えて投げることができているのではないかと思った（最後はラジオなんで投球内容はわかりませんが）さて、今回紹介する本は、ヤクルトの古田監督と、プロ棋士の谷川さんが、それぞれ勝負をする中での心の読み方、かけひきにおける考え方を語っているのです。古田監督の野球に対する考え方の片鱗がうかがえるのと同時に、谷川さんとの対談でもあるからか、将棋という別の角度からも野球について考えていて、広い角度での勝負論ということになっているのがおもしろい。特におもしろかったのが、「あえてホームランボールを投げることもある」という古田監督の言葉。本当に大事な場面でホームランを打たれないために、ある場面ではあえてホームランボールを投げることもあるそうな。まさに、ペナントレースの先々を読んだかけひき。巨人にとっては強敵になること間違いなしですね。

April 4, 2006

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元・巨人（矢崎良一著）の感想

今日は巨人が快勝！うちの嫁と一緒に試合を観ると勝てないというジンクスをついに破りました（●＾o＾●）今日は、新外国人の先発グローバーが残念ながら5回途中で降板、その後内海が佐伯にデッドボールを与えて、ピンチが広がったところで、新人福田。結果的に１点取られたけど、福田はいいピッチングをしていたように思う。気持ちも強そうだ。7回からは、久保―林―豊田、という磐石のリレー。あんなに終盤を安心して観ていられた巨人戦は久しぶりじゃないかな。それにしても、今シーズンの巨人には期待が持てそうな一戦でした☆今日の巨人戦で登板した佐久本は、去年阪神を自由契約になり、トライアウトで横浜に入団が決まったという選手だというのを、あるドキュメント番組でみました。その他にも巨人にいたことがある出口とか、条辺とかもトライアウトを受けて、結局どこの球団にも受かることができていなかった。プロの厳しさをみることができたように思います。この「元・巨人」という本は、1999年に出版されているので、当時話題に上がっていた選手（元選手）、6人の物語です。大森剛、吉岡雄二、石毛博史、香田勲男、駒田徳広、小林繁。特に印象的なのは、大森剛の章でした。当時、巨人入団を熱望していた元木選手を指名せず、巨人に入団した大森選手。その後の苦しい戦いの様子を、本人の言葉で描かれているのがリアルです。やっぱり生え抜きでがんばっている選手たちにとっては、落合や清原といった大物が入団してくることに対しては思うところがあるのですね。今年も、豊田や小坂、野口、李といった選手を補強しているけど、近年では一番バランスよく補強をしたように思います。そういう意味でも今年の巨人が楽しみですね（●＾o＾●）

April 2, 2006

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明日への送りバント（川相昌弘著）の感想

今日はセリーグの開幕戦。巨人も、5年ぶりの開幕戦勝利を飾ったそうな。上原が完投し、打線もつながって12得点。今日は仕事で観られなかったので、嫁さんから試合の様子を教えてもらいました。明日は絶対にテレビ観戦します！打線で一番大事なのは2番バッターだと思います。川相昌弘選手は、犠打の世界記録を持っていることからも分かるとおり、すばらしい2番バッターでした。2番バッターは野球をよくわかっていることが最大の条件であり、そのほかにもバントが上手い、状況によって作戦を考えられる、足が速い、1番が塁に出なかったときには出塁できる、などがあると思います。この本を読んでもわかるのですが、川相選手はまさに努力で巨人の不動の2番を獲得したのです。川相選手みたいな2番バッターが育ってくれば、また巨人の常勝時代が来るのではないかと思っています。開幕戦の2番は小坂選手でした。初回にはヒットを打ちましたが、良い2番バッターではないかな。最近の巨人の2番ではいなかったタイプでしょう。できれば生え抜きの2番が育って欲しいところですが・・・いずれにしても、今日の試合からも、今年の巨人が期待できることがよくわかりました（●＾o＾●）

March 31, 2006

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松坂世代（矢崎良一著）の感想

WBCで日本が初代の王者に輝いた。初回に今江のタイムリーなどで４点を取った王ジャパン。しかしキューバもすぐにホームランで１点返す。リードして追われるときというのは、どうしてこんなにも長くじれったく感じるのだろう。リードしていても、全然楽な感じがしない展開で、キューバの底力の恐ろしさを感じた。それでも、９回にはイチローや代打福留のタイムリーなどで突き放し、見事に１０対６で勝利した。先発の松坂は、やや力みがあったようだけど、かえって狙い球がしぼりにくくてよかったのかな。ストレートには力があったし、見ていて頼もしかった。見事、MVPにも輝いたし。この松坂世代という本では、松坂と同期の選手たちの、甲子園でのその後の生き様が語られている。野球を続ける人、続けなかった人。甲子園をあれだけわかせても、プロで活躍するのは一握りなのだなあ。今回のWBCでは、杉内、和田などが選ばれていたし、インタビュアとして登場した上重も松坂世代で甲子園を湧かせた一人だ。松坂や、彼を取り巻くライバルたちの裏側がわかり、プロ野球を観るときに違った目で観られるように感じた。ただしこの本は２００３年に出版されているので、必ずしも最新情報ではないのですが。そうそう、１９９８年の甲子園の名勝負だった、横浜対PL学園の試合を詳細にレポートしてある、ドキュメント横浜vs．PL学園も、必読の書です。あの試合を観ていた方には、今日の決勝の後で上重が松坂にインタビューする様子は感慨深いものがあったのではないかな、と思いました（●＾o＾●）

March 21, 2006

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夢をつかむイチロー262のメッセージの感想

WBCの日本代表では、まさにチームリーダーとして引っ張っているイチロー。イチローが小学校６年生のときに書いた作文を読んだのだが、とても具体的に目標を描いているので驚かされる。夢は一流のプロ野球選手。ドラフト１位で契約金は一億円以上。球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズ。そのために、中学・高校では全国大会に出て活躍する。活躍するためには練習が必要で、３６５日中３６０日は練習している、など。夢を描き、それをただの夢で終らせるのではなく、具体的な目標、行動項目に落とし込んでいく。だからこそ、今のイチローの姿があるのではないかと思う。この262のメッセージの中でも、目標を持つことの大切さを語っている。今、日本代表として、世界一という目標に向かって戦っているイチロー。今日の韓国戦でも、けっこうむずかしいよな、と思う飛球を難なくさばくイチロー。打っては３安打。チームメイトの活躍を喜ぶ姿。目標に向かって戦っているというのがとてもよく伝わっていてかっこいい。ぜひあと１つ勝って、世界一になってほしい。ガンバレ日本（●＾o＾●）

March 19, 2006

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プロ野球を10倍楽しく見る方法（江本孟紀著）の感想

プロ野球を楽しく見る上で欠かせない1冊。原監督が復帰した巨人は再生をすることができるのか？岡田阪神の2連覇はなるのか？野村ID野球は楽天で花開くのか？プレイングマネージャーになった古田監督率いるヤクルトは？今年のプロ野球は話題に事欠かない。江本さんの切り口で、ニュースなどでは伺いしれないプロ野球の裏の裏まで書いてあるので、背景を知った上でプロ野球を楽しめそうになってくる。WBCでは日本代表が中国代表に19対2と快勝したことだし。今年は野球が楽しくなりそうだ（●＾o＾●）

March 3, 2006

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『勝者の資格』（野村克也著）の感想

野村監督の著書の中には、本当にたくさんの中国古典の話が出てくる。いかにノムさんが人間力というものを大切にしているのかがよくわかる。この本は、1995年、ヤクルトが優勝した直後に出版されたのだが、当時のヤクルトがなぜ強かったのかがとても伝わってくる。野球だけよくできてもだめ、でも野球のことを聞かれたらなんでも答えられるくらい野球博士になる、それがプロ野球選手なのだということだ。今年の楽天も、野村監督の元で、どんなID野球を展開するのか。すぐに結果は出ないかもしれないが、確実に花開くことを期待している。

March 2, 2006

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シンプル・リーダー論（星野仙一著）の感想

2003年に阪神タイガースを18年ぶりのリーグ優勝に導いた星野前監督。岡田監督に代わった今、2005年も優勝するなど、阪神は常勝チームになりつつある。そのきっかけとなったのが星野監督であるのは言うまでもない。プロ野球は監督が代わるとチームが大きく変わる。監督の考え方で選手の起用の仕方、戦術の組み立て方、コーチの指導法まで変わってしまうからだ。しかし、これでは長い目でみた強いチーム作りなどできるわけがない。星野さんは、「強いチームに必要なのはビジョンだ」と本書の中でも随所に訴えている。監督が代わろうとも、チームが目指す方向性が一致していれば強いチームが形成されていく。そのために必要なのは、監督、選手、フロントが同じビジョンを持つことである。監督と選手だけがビジョンを共有しても、それでは意味がない。真に強いチームを作るためには、フロントも含めたビジョンの共有が大切であるのだ。

February 25, 2006

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『選手たちを動かした勇気の手紙』　原辰徳著

今年から巨人軍に復帰した原監督。今までベンチで眠っていた若手が躍動し、見事日本一に輝いた２００２年のシーズンが思い出される。そして、この『選手たちを動かした勇気の手紙』は２００２年のシーズン、原監督がどんな思いで采配をふるっていたのか、選手たちにはどんな言葉をかけていたのか、ということが赤裸々に書かれている。原監督が選手に期待すること。それは、自分で考えてプレーをする、ということである。これは決して自分勝手にプレーするということではなくチームの勝利のために自分がどんなプレーをしなければいけないのかを自分で考えていくことである。監督に言われたからする、ということではなく。。。なかでも印象的なのは選手を送り出すときの考え方。「俺は誰と失敗したら悔いが残らないか」部下から見て、本当に信頼できるリーダーだと思う。今年の巨人、原監督のもと、どんな選手が躍動するのか楽しみだ（●＾o＾●）

February 21, 2006

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『野村ノート』　野村克也著

野村監督の野球理論が詰まった、野球版「孫子の兵法」とも言えるべき本。この本を出版するときには、まだ楽天の監督になることは決まっていなかったのではないか？配球の考え方、バッターのタイプ、選手の心構え、などなど。野球って、ただ打って投げて、というスポーツではなく、頭を使ってするものだと再認識させられる。野球を観戦する際にも、ノムさんの考え方を持って観戦すると表面だけでは見えない奥の部分が見えるのではないか。巻末には、ストライクゾーン、ボールゾーン合わせて８１マスに分けて、それぞれのゾーンがどんな意味を持つのかを解説している。このゾーンを意識しながら、今シーズンの草野球に臨んでいこう（●＾o＾●）

February 21, 2006

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『巨人軍論』　野村克也著

今年から東北楽天イーグルスの監督をつとめるノムさん。そのノムさんが、ついにライバルである「巨人」をテーマにした本を執筆した。その名もずばり『巨人軍論』！！！内容は、現在の巨人の凋落ぶりを分析する第一章に始まり、第二章からは過去の巨人がなぜ強かったのかを分析。V９時代の巨人を分析する中で、ノムさんの野球理論が作り上げられて行く過程が鮮明に浮かびあがる。そして最後はノムさんの考える組織論へ。野村監督は野球理論も大事にしているが、それ以上に人間教育を最も大事にしている監督だと思う。それだけに、今日の北海道新聞の記事の池山コーチのコメントで「今年は人生論を切り上げるタイミングが、かつてより相当早まっている」とあったのが気になるところであるが。。。

February 20, 2006

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