カテゴリ:政治評論
・岡田代表/説明なしの延長は許し難い 国会で議論を・ 民主党の岡田克也代表は11月27日午前、大津市内で開かれた同党滋賀県連会合で講演し、12月14日に期限切れを迎える自衛隊のイラク派遣期間延長問題について「小泉純一郎首相は国民、自衛隊員やその家族に対し(考え方を)説明する責任がある。それをせず、延長を簡単に認めるなら政治家として人間として許し難い」と述べ、首相の姿勢を厳しく批判した。さらに「この問題は憲法にかかわり、自衛隊員の命にかかわる。(12月3日までの)国会を延長してしっかり議論すべきだ」と強調した。 近く河野洋平衆院議長に、12月10日まで1週間の延長を申し入れる。 岡田代表は来年4月に行われる衆院福岡2区補選について「自民党公認で出馬する(予定の)山崎拓氏は首相側近だ。民主党が勝利することで有権者が小泉政治にノーを突きつけることになる」と語った。 岡田代表の主張は野党党首としては当然である。が、国会の会期延長を言う前に、まず、開会中の今の国会中で、関連委員会あるいは党首討論の場で、自衛隊のイラク派遣期間延長の是非、小泉首相の政治手法の問題点を議論、追及するのが筋であろう。特に党首討論の場では、答弁に窮した小泉首相の乱暴なで中身のない答弁が目立った。 にもかかわらず、小泉首相を追い詰めることが出来なかったのは岡田代表の力量不足であろう。 また、自衛隊のイラク派遣期間延長問題と捉えているのであれば、民主党は国会活動と並行して民主党支持の労組など支持団体、支持者とともにデモ、集会などの院外活動を展開し、直接、国民に訴えることだ。が、自衛隊のイラク派遣期間延長問題で、民主党が労組など支持団体、支持者と街に出て院外活動した形跡は今のところない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年11月30日 23時41分36秒
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