221780 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

良い政治とは何か&良い政治家とは

良い政治とは何か&良い政治家とは

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2004年12月10日
XML
カテゴリ:政治
・小泉首相/「継続、国益にかなう」・

 政府は12月9日午後、首相官邸で臨時閣議を開き、イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊活動の基本計画の変更を決定した。
 変更の柱は、派遣期間の一年延長で、撤退なども念頭に治安や復興状況など四条件を新たに明記した。
 これを受け、小泉純一郎首相は首相官邸で記者会見し、日米同盟と国際協調の観点から自衛隊の活動は「国益にかなう」と説明、「イラクが民主的な政府をつくろうという大事な一年間であり延長は妥当だ」と国民の理解を求めた。
 小泉首相は記者会見で、イラクの治安情勢について「予断を許さない状況だ」との認識を示しながらも、「非戦闘地域の状況が続くだろうと判断した」と述べた。
 その上で、イラク暫定政府や自衛隊が活動するサマワ住民から、人道復興支援活動の継続要請が日本政府にあったことを紹介。「テロに屈せず、イラク政府を自分たちの手でつくろうとしている方々の意欲を後押しし、手助けしたい。決断に迷いはない」と、派遣延長を決断した理由を説明した。

 小泉首相が再三強調したのは、派遣延長による人道復興支援活動の継続が日本の国益にかなう点。活動継続について、「日本の平和と繁栄のための日米同盟と国際協調を具体的に実施するものだ」と位置付けた。

 基本計画の変更では、12月14日に期限が切れる派遣期間を来年12月14日まで延長。慎重論にも配慮し、撤退も視野に「必要に応じ適切な措置を講じる」との文言を新たに追加した。
 「適切な措置」の条件はこうである。
1、復興の進展状況の変化。
2、選挙実施などによる政治プロセスの進展。
3、イラク治安部隊の能力向上など治安に関する状況。
4、多国籍軍の活動状況と構成の変化。

 陸上自衛隊員の派遣定員はこれまで通り600人以内。陸自は現在、サマワで約600人が浄水・給水、道路や学校の復旧などを実施。航空自衛隊員約200人はクウェートを拠点に米兵や物資を輸送している。

 小泉首相は宮沢内閣の郵政相時代(平成4年=1992年)、カンボジアのKPO活動に自衛隊が参加した際、「日本国憲法は自衛隊の海外派遣を認めていない」と言って反対した。
 この11年の中で、小泉首相は如何なる心境の変化、政治信念の変化をしたのか。

 国民としては、「日本国憲法は自衛隊の海外派遣を認めていない」としていた小泉首相が、「人道復興支援のための自衛隊のイラク(海外)派遣」の180度、政治信念を変えたのか小泉首相の心理的足跡を聞きたいところである。
 しかし、小泉首相は、その点については、いっさい説明していない。
 
・小泉内閣総理大臣の談話平成(16年12月9日)・

(イラク人道復興支援特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について)
                            
 本日の閣議において、「イラク人道復興支援特措法に基づく対応措置に関する基本計画」を変更し、自衛隊による人道復興支援活動を中心とした活動を継続することとしました。
 自衛隊が行ってきた給水、医療、道路・学校などの復旧・整備といった人道復興支援は、現地の人々の生活基盤を回復、充実させ、また雇用も生み出しています。これらの活動の成果は、現地の人々やイラク暫定政府から高い評価を受けており、引き続き活動を継続するよう強い要請が寄せられています。
 イラクの治安情勢には地域差はあるものの全般的には依然として厳しく、その復興は道半ばです。また、来年1月30日には、国連安保理決議1546に規定されている政治プロセスの節目となる国民議会選挙が予定されているなど、イラクの安定と復興にとり極めて重要な局面を迎えています。我が国は、イラク人のためのイラク人による民主的で安定した政権ができるよう可能な限りの支援を行うことにより、国際社会の一員としての責任を果たすべきであると考えます。自衛隊による人的貢献と政府開発援助による支援を「車の両輪」として、イラクに対する支援を着実に進めなければなりません。
 国際社会においても、イラクの人々による努力を支援するための協調体制が築かれており、約30ヵ国が、多国籍軍の中でそれぞれの選択に従って様々な支援を行っています。イラクをテロの温床とせず、平和で民主的な国として復興させることは、中東地域、ひいては国際社会の安定に極めて大きな意味があり、我が国の国益にかなうものです。

 本日の決定により、このような支援を着実に進めるために、自衛隊の派遣期間を来年12月14日まで延長しましたが、その間にあっても随時、政府として、現地の復興の進展状況、イラクにおける政治プロセスの進展状況、現地の治安状況、多国籍軍の活動状況など諸事情をよく見極め、必要に応じ適切な措置を講じることとしています。

 また、サマーワの治安情勢は予断を許さないものの、他の地域と比べれば比較的安定しています。自衛隊の活動に当たっては、引き続き、現地の治安情勢などの情報収集を徹底し、周辺の警戒や警備を強化するとともに、宿営地内の施設の防護の強化などの措置を講じて、安全確保には万全を期してまいります。

 今般の政府の決定につき、国民の皆様の御理解と御支援をお願い致します。

・小渕優子議員が結婚へ 元同僚のTBS社員と・

 故小渕恵三元首相の二女で自民党衆院議員の小渕優子さん(30)が地元・群馬県で記者会見し、TBS社員の瀬戸口克陽(31)さんと入籍したことを明らかにした。瀬戸口さんが小渕家に婿入りすることになった。
 小渕代議士がかつて勤務していたTBSの同期で、小渕代議士が勤務していたころからの付き合いという。小渕さんは父親の死去を受け、地盤を引き継ぎ、平成12年6月の衆院選に群馬5区から出馬し初当選。現在当選2回で、自民党広報局長を務めている。
 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004年12月17日 19時08分51秒
コメント(0) | コメントを書く
[政治] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X