カテゴリ:政治
・被災地 玄界島を視察/自民調査団・ 自民党は3月21日、福岡県西方沖地震で被災した玄界島に、佐田玄一郎筆頭副幹事長を団長とする調査団を派遣した。 視察に先立ち、佐田氏らは福岡県庁で麻生渡知事と会談。麻生知事は「玄界島は激しくやられ、復旧は大変だ」と、政府・与党の支援を要請した。 佐田氏らは3月21日夜、党本部に戻り、党の緊急対策本部長を務める武部勤幹事長に調査結果を報告。内閣府の江渡聡徳政務官も交え、対応を協議した。 武部氏はこの後、記者会見し、「政府側には被災者の精神的ケアをしっかりやるよう要請した。今後も地元からの細かい要望に臨機応変に対応する」と強調した。 ・北制裁決議を本会議で採択/拉致議連・ 超党派でつくる拉致議連会長の平沼赳夫元経済産業相は3月21日午後、愛媛県松山市内で記者会見し、北朝鮮に対する経済制裁発動の検討を求める決議を今国会に提出、衆参両院本会議での採択を目指す考えを明らかにした。 同様の決議は、衆参両院の拉致問題特別委員会が昨年、採択しているが、政府側の対応に変化が見られないことから、同議連は本会議での採択が必要と判断した。 ・「被害者と家族、見守って」/横田夫妻が講演・ これより先、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表の横田滋さん(72)、早紀江さん(69)夫妻が3月20日夜、長崎県諫早市の諫早文化会館で講演した。 約1200人に横田夫妻は「被害者家族も高齢化している。解決のため、これからも関心を持って見守ってほしい」と呼び掛けた。 滋さんは娘のめぐみさんが拉致された当時からこれまでの経過を説明しながら、北朝鮮によるめぐみさんの遺骨偽装などに触れ「日本政府は、何もしなければ怒っていないことになる」と語り、北朝鮮への経済制裁の必要性を訴えた。 早紀江さんも「遺骨を示された時、めぐみの骨と信じることはできなかった。『お母さんこれは違うよ』とめぐみが言っているように思えた」と振り返った。そのうえで「めぐみは28年間も助けを待っている。外交も国の交渉も、もっと早くしっかりやっていれば、後手を踏むことはなかった」と胸の内を語った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年03月23日 00時25分18秒
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