カテゴリ:政治
イスラマバードからの報道によると、小泉首相は4月30日、イスラマバード市内での同行記者団との懇談で、来年9月に自民党総裁任期切れを迎えることに関連し、後継首相について「改革路線」の継承を条件に挙げた。 小泉首相は「小泉内閣が進めてきた改革路線を推進してくれる方が望ましい。(改革が)間違いだという人が私の後の首相になるとは思っていない」と、自民党内の反小泉派を牽制した。小泉首相は来年9月まで政権を全うする構えだが、「ポスト小泉」の条件をちらつかせながら、郵政民営化反対派をけん制した。 小泉首相は後継候補について郵政民営化法案への対応も「(人選に影響が)あると思う」と明言した上で、「反対と言う人が国民の支持を得られるか。これからの日本の首相として改革を推進できるか疑問だ」と強調した。 小泉首相は連休明けから議論の場を国会に移す郵政民営化関連法案について「大方は既に賛成という方向で固まってきている」と述べ、自民党内の大多数の支持を得られるとの見通しを表明、法案修正は行わず、原案のままで会期内成立に全力を挙げる考えを示した。 小泉首相は「多少の混乱はあっても最後には成立させなくてはならないという状況に必ずなっている」と述べ、「郵政解散」の可能性を否定した。また「審議すれば修正しないのが一番いいと分かってくる」と強調、法案修正の必要はないとした。 ・過信、慢心が過ぎると、思わぬ落とし穴も・ いくら強運に恵まれている小泉首相でも、過信、慢心は禁物ではないのか。 永田町には「政界一寸先は闇」という言葉がある。 連休明け、どういう状況になるか、目が離せない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年05月05日 03時13分12秒
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