カテゴリ:歴史認識
自民党の中川国対委員長は5月8日午前、テレビ朝日に出演、小泉首相の靖国神社参拝について「今年も行くと思う。時期は慎重に判断するだろう」と述べ、参拝を継続するとの見方を示した。 中国の反発に対しては「(首相が参拝をやめて)靖国問題がなくなっても日中関係が劇的に改善されるものではない。中国に言われて考える問題ではない」と述べた。 一方、自民党の加藤紘一元幹事長は、同番組で靖国問題の解決策として、A級戦犯の分祀(ぶんし)や新たな慰霊施設の建設しかないとの考えを述べた。教科書問題に関しては、日中韓3カ国による歴史共同研究の枠組みづくりを挙げた。 加藤氏の言う「A級戦犯の分祀(ぶんし)や新たな慰霊施設の建設」は非現実であると同時に靖国神社の歴史、神道の本質に無知な政治家の代表的な愚論である。神道では分霊は可能であるが、いわゆる「分祀(ぶんし)」なる言葉はない。しかも分零したとしても英霊そのものは神社から分離されることはないのである。 ・菅民主党前代表/昭和天皇「退位した方がよかった」・ 民主党の菅直人前代表は5月8日、フジテレビの番組で、先の大戦に関し、昭和天皇の戦争責任について、「直接的な政治責任はないが、象徴的にはある。終戦時に退位されていた方がよかった」との考えを述べた。 菅直人氏がその本性・正体を露にした。左翼市民活動家出身の菅氏の発言は旧態依然たる左翼の思考であり、民主党内でも意見が分かれる問題である。 前代表がこんなことを公言しているようでは民主党の政権が遠のくばかりではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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