カテゴリ:政治
小泉首相が「郵政民営化賛成か、反対か」を問う「国民投票」と名付けた総選挙は、マスメディアから「小泉劇場」と揶揄されたが自民党の圧勝に終わった。 総選挙の結果を議席占有率を見ると、自民、公明の連立与党が8 ・1%(327議席)、野党その他は31・1%(153議席)となった。 ただし、小選挙区の総得票数では、野党その他側の3千456万7947票(50・77%)に対し、自民、公明の連立与党は3千349万9494票(49・23%)で、106万票ほど少ないのである。 多くの死票が出る小選挙区比例代表並立制度だから、自公連立与党の圧勝になったが、比例代表制や中選挙区制だと与野党が逆転する。 ・郵政民営化は国益か・ 果たして、郵政民営化は国民に支持されたのか。 総選挙では、「郵政民営化賛成か、反対か」が争われたが、郵政民営化法案の中身、郵政民営化の中身については、最後の最後まで語られなかった。 国民は郵政民営化法案の中身、郵政民営化の中身を知った上で投票したのだろうか。 郵政民営化は日本の国益になるのか、特別国会では、民営化と国益について、与野党で真剣に議論してもらいたい。マスメディアは国会審議の内容を正確に国民に伝えてもらいたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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