カテゴリ:政治
先の総選挙で大敗した野党・民主党は9月17日、新たな代表を選ぶ両院議員総会を都内のホテルで開き、所属国会議員の投票の結果、前原誠司「次の内閣」防衛庁長官(43)が菅直人前代表(58)を破った。前原氏96票、菅氏94票のわずか2票差だった。ベテランと若手・中堅の世代間対決となった代表選は、衆院選惨敗で大きな打撃を受けた党の再生へ前原氏の清新さを選択した。任期は辞任した岡田克也氏の残任期間の来年9月まで。 前原新代表は記者会見で「党を立て直すことで民主主義を機能させ、より良い政策競争を根付かせたい」と決意を語った。 前原新代表は民主党内保守系で、安保防衛問題のエキスパートで党内有数の論客である。小泉首相との党首討論が楽しみである。また北朝鮮による日本人拉致事件の被害者救出に積極的な発言をし、拉致事件の被害者救出問題を通じて安倍晋三自民党幹事長ともパイプがある。松下政経塾出身者の党首第1号である。 前原新代表が、民主党再生に向け、幹事長など党役員人事にどういう布陣を敷くのか、楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年09月18日 17時35分53秒
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