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・衆院選、戸別訪問の容疑・
福岡県警捜査2課は10月4日、衆院選福岡7区で当選した古賀誠・元自民党幹事長の妻の弟や、支援者数人が選挙活動中に戸別訪問したとして、公選法違反の疑いで書類送検した。 調べでは、義弟らは9月上旬、同県柳川市内の有権者宅約20戸を訪問し、古賀氏への投票を依頼した疑い。買収など悪質な違反ではないため、公選法の連座制適用対象ではない。 義弟はかつて古賀氏や別の衆院議員の秘書を務めた。古賀氏は民主、共産両党候補を破り9回目の当選を果たした。 古賀氏は郵政民営化法案をめぐって、反対の立場を表明し、野田聖子元郵政相らに少なからず影響を与えていた。 ところが、衆院本会議の採決では反対を避け、棄権に回った。衆院解散・総選挙となり、党執行部に「郵政民営化法案に賛成する」との誓約書を差し出して、ようやく党公認を得た。一方、反対票を投じた野田女史らは自民党非公認となったばかりか、「刺客」を差し向けられ辛くも当選したものの、除名処分の対象となっている。 このため、保身に走った古賀氏に対する自民党内の見方は辛辣で、旧堀内派内でも微妙な立場だ。今回の選挙違反容疑で義弟が書類送検されたことで、党内、派内での求心力はさらに低下すると見られる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年10月05日 01時54分37秒
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